二次創作者への投げ銭は悪なのか?


このnoteは
「二次創作で事業性の高い金銭の受け取りを推奨するものではない」
ということをはっきりと言っておく。

その上でTwitterの投げ銭機能について「あくまで個人の意見と見解」を書こうと思う。

結論を先に述べると

「二次創作をしているアカウントで投げ銭をONにしても
‶即座に‶グレーがブラックになるわけではない

と思っている。

【理由としては】

二次創作を見る為の投げ銭ではない。(投げ銭をしないと絵が見れないわけではない)

・Twitterが特定のジャンルの二次創作の作品を上げる為のものではない。(日常ツイートなどもある為)

・機能的にはあくまでtwitterアカウントへの投げ銭。
(作品を作ったことによる投げ銭かもしれないが、作品の電子販売ではない)

この3点である。
Twitterに二次創作を上げていたからと言って
‶二次創作への投げ銭‶とは‶限らない‶からである。


【逆を言えば】

・Twitterを特定のジャンルの絵を上げる為に使っている。(日常的なツイートなどもなし)

・投げ銭をもらう事で特定のサービスを行う(パス制のイラスト公開など)

これらを行った場合は、いわゆる「黒」になるのではないだろうか。
(電子販売行為に近いため、許可が出ていないジャンルは、ほぼ黒だろう)


【極端な例だが】

二次創作をしているアカウントで金銭が発生するのが問題とした場合
二次創作で有名になり、イラストレーターや漫画家として

「TwitterのDMで仕事を貰った」人が居たとする。

この人に対して

「二次創作をしているアカウントで金銭の発生する事をした!!」

と言うのと、同じではないか…?と考えてしまう(これは本当に極端な話ではあるが)

【投げ銭=電子販売ではない】

‶特定のサービスを受ける目的ではない‶投げ銭自体は
二次創作の電子販売とは言えない
つまり
「特定のジャンルで稼ぐ為にその作品だけ載せる・投げ銭を対価に二次創作のリクエスト受注をする・投げ銭ユーザー限定公開をする」
などをしなければ電子販売には当たらない。

この言い方だと、まるで抜け道のような金稼ぎ行為に聞こえるかもしれない
と、文字を打ちながら思いはする。

【推しの活動は支援したい】

このnoteで言いたいのは
「実際にやるかどうかではなく、投げ銭を受けたからと言って電子販売行為ではない
日常的なツイートをするアカウントは‶二次創作bot‶ではなく‶人間‶である。
その‶人‶の創作活動を支援したい、という人が投げ銭を使いたい、と思う事もあるだろう。」

自分は全く知らないゲームの絵を描く人と出会い、その人の作品や人格を見て「この人を支援したい」と思ったことがある。

これは二次創作とは全く関係ない想いであった
実際、大変申し訳事ではあるが、そのジャンルがきっかけで好きになった人ではないからである (その後プレイしました)

【例外はある】

ジャンルによってはガイドラインで「投げ銭行為」を明確に禁止されている物もあると思う。
そういったジャンルを扱っている場合は使わない方がいいと思う。

それも踏まえた上で、投げ銭機能自体を悪として扱うのは一度考えた方がいいのではないかと思う。

【結局のところ】

以上、これは知らないジャンルの二次創作者相手に対して

作品を作ることへの努力や、
培ってきた技術、人柄へ、細やかではあるが支援をしたい、と思い行動したことのある人間の「あくまで個人の意見」である。

最初にも書いたが、二次創作で儲けろという話ではない。
上手く付き合う分には良い機能ではないだろうか、と言いたかっただけである。

2021/05/08 厚揚げ豆腐

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