作曲入門:短いメロディを作ろう

  1. 短いメロディを歌う

  2. 同じメロディを繰り返す

  3. ピッチ(音の高さ)を一部だけ変える

  4. ピッチを全部変える

  5. 短いメロディを発展させる

  6. モチーフ(短いメロディ)の生み出し方

短いメロディを歌う

・音が2種類のメロディを作ってみる
音を行き来してみたり、同じ音を連打してみたり
・音が3種類のメロディを作ってみる
次はどんな音にしたいか、リズムはどうしたいかを意識しながら作ってみる。

2種類、3種類という風に最初は少ない音数から始めることで、音程やリズムのパターンを絞り出す練習にもなる。

同じメロディを繰り返す

同じメロディを繰り返すことで印象に残りやすくなる。
サビやAメロ、ギターソロやイントロでもこの手法が使える。

効果的なのは「歌いやすいメロディ」であること。
細かすぎたり長すぎたりするとくどく聞こえたり、もったり聞こえたりする。

ピッチ(音の高さ)を一部だけ変える

音は「音の長さ(リズム)」と「音の高さ(ピッチ)」で表される。
1つのメロディを作り、繰り返す。そうすることで印象に残りやすくなる。
2番目にくるメロディの一部だけピッチを変えることで飽きずに聴くことができる。

ピッチを全部変える

メロディを1,2,3回と繰り返すとき、完全に同じリズム・ピッチで繰り返すよりもキャッチ―で親しみやすくなる。
それぞれのピッチを少しずつ変えることでストーリー性を持たせることもできる。
最後、4つ目は繰り返しはせず「結論」メロディを入れることで区切り感がでる。

短いメロディを発展させる

1つの短いメロディを少しずつ変化させながら繰り返すことで長いメロディを作ることができる。
2小節のメロディA(短いメロディ)を作り、
「メロディA」「メロディA’」「メロディA’’」「結論」
といった風につなげ、A’、A’’はメロディ・リズム・ピッチを少しずつ変化させる。

2小節の1つのメロディの中でさらに短いメロディを繰り返し登場させ、メロディを構成するということもできる。

多少複雑なメロディの場合
「メロディA」「メロディA’」「メロディA」「結論」
という風に1番目と3番目に同じメロディを登場させるようにすれば聞き手の頭にも残りやすくなる。

アップテンポの曲はメロディが短いとせわしなくなってしまうので、4小節で1つのメロディという風にするとよい。
逆に、サビなどで掛け声なんかのメロディを入れる場合は短くてOK。

モチーフ(短いメロディ)の生み出し方

曲中で少しずつ変えながら使われる短いメロディのことを「モチーフ」と呼ぶ。
モチーフは、適当な言葉や文章から作ることができる。

「にゃっはろー。今日も楽しく配信観るぞー。」
たーたたー たーたたたたた たーたーたたたー

こんなリズムをつけて、ピッチをあてると
みーれれー れーれれれどど どーどーれみどー

こんな感じでモチーフが作れる。

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