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目的と手段 #47

"DX"
この言葉は、非常に嫌い。
"イノベーション"と同じ匂いがする。

デジタルトランスフォーメーションとは、
より良いシステムを生み出すための手段であるべきなのに、もてはやすようにDX、DXと言う。
実現したいこと、なりたい姿があって初めてDXが手段として登場する。

話変わって、今自分はITパスポートを受けている。今の仕事にすごく重要なものだと思ったからで、そこには「知識もスキルもセンスも揃ったビジネスマン」という理想がある。
理想の実現のための手段として勉強するから、意欲的になって、自分の身になる。
でも、そもそも理想のビジネスマンになることは、本当になりたい姿なのかな。
何かそこがいまいちちぐはぐで、心に嘘をついているような気分がある。
心に嘘をついていると、人は死ぬ。
「本当に心から願うこと」でなければ、人は死んでいるも同然なのかもなぁ。
だから人は「誰かのために」って、愛する人や身近な家族に自分の人生の責任を負わせて、肝心な自分の人生に嘘をつく。
というのが、今の自分。
企業が、波に乗ってDX、DXと叫ぶように、
自分だって「自己研鑽」という言葉を盾に自分に嘘をついている。

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