シュネルマイスターは1200mをこなせるのか
7月14日、シュネルマイスターのスプリンターズステークス挑戦が発表されました。
個人的にシュネルマイスターは1600~2000mに距離適性があると思っていたから驚きました。
実際シュネルマイスターは2000mの弥生賞を2着、1800mの毎日王冠を勝利している。しかも毎日王冠ではあのダノンキングリーにアタマ差の勝利で中距離での強さを見せつける形での勝利だった。このとき個人的には秋の天皇賞に出てきてほしいと思ったほどです。
そもそもなぜスプリンターズステークスに出るのか?
考えられる理由は3つあります。
1つは、マイルチャンピオンシップに距離延長で挑めるから
2つ目、毎日王冠に出るよりもマイルチャンピオンシップまでレース間隔を大きく空けられるから
3つ目は短距離適正を試そうとしているから
4つ目、陣営の焦り
これについては後半で解説します
結論、1200mで通用するのか
結論…正直、難しいと思います。
まずシュネルマイスターは1400mの経験すらありません。それなのにいきなり1200mのG1レースに出てそのスピードに適応できるのでしょうか。僕はさすがに厳しいと思います。それにそもそもこの馬の適性距離は1600~2000mだと思います。よって慣れさせもしない直行ではキツイというのが見解です。
実際問題、1400m以下未経験で1200mのG1高松宮記念に挑んだサリオスは15着に大敗しています。
サリオスの大敗は、スプリント経験の無いにとってスプリントのスピードやペースに対応することが、如何に難しいかということの現れだと思います。
1200m→マイルチャンピオンシップのローテはプラスか?
僕はマイナスに働くと思います
デュランダルやグランアレグリアはスプリンターズSからマイルCSに行って勝っています。しかしこの2頭は1200~1600mでシュネルマイスターより短距離寄りの適正で、1200m経験もありました。それにシュネルマイスターの適性距離は僕個人の見解では1600~2000mだと読んでいます。(専門家では無いので本当に素人見解です)
もしスプリンターズSで大敗し色々な歯車が狂うようなら立て直しも大変になるでしょう。私にはデメリットが大きいように感じます。
シュネルマイスター最も強い競馬をしたレースは?
馬の専門家ではないので素人見解にはなりますが、この馬が最も強い競馬をしたのは東京1800mの毎日王冠だと思います。