【Java】最新Spring Boot 3.0でREST APIを構築した話
対象読者
はじめに
Java Spring Bootは人気のあるフレームワークであり、バージョン3.0のリリースによって新たな機能や改善が期待されています。
このハンズオンでは、Java Spring Boot 3.0を使用してusersという会員情報を扱うREST APIを構築していきます。基本的なAPIの作成から、データベースの連携など、実践的なトピックまで幅広くカバーします。
具体的なコード例やデモも交えながら、参加者が実際に手を動かして学べるように工夫しています。ぜひ、開発スキルの向上と最新のSpring Boot 3.0の理解に役立てていただければと思います。
事前準備
本ハンズオンの前提は以下の通りです。
※環境が異なる場合、エラーが出る可能性があります。
§0 Spring Bootの概要
Spring Bootの説明をする前に、まずはSpring Frameworkについて触れておきましょう。
Spring Frameworkとは
Spring Frameworkとは、2004年にリリースされたオープンソースのJavaのアプリケーションフレームワークです。
特にWebアプリケーションの開発に必要となる様々な機能を提供しており、近年のJavaのWebアプリケーション開発におけるデファクト・スタンダードとなっています。
Spring Frameworkは、多様なフレームワークを活用して幅広い開発力を提供する一方で、複数のフレームワークやライブラリを組み合わせて使用する場合には、設定の複雑化による「機能の使い分けの困難さ」というデメリットがありました。
Spring Bootとは
Spring Frameworkのデメリットを解消して、2014年に登場したのがSpring Bootです。
Spring Bootは、Webアプリケーションを作る際に必要な設定が既に用意されており、最低限の設定でアプリケーションを構築できるのが特徴です。
さらに、Spring Bootには内部にTomcatというアプリケーションサーバーが組み込まれているので、別途アプリケーションサーバーを用意する必要もありません。
§1 プロジェクト作成
▼▼▼コードも掲載▼▼▼
ここから先は
¥ 300
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?