見出し画像

週末散歩_Vol.21(天王洲)

天王洲編(2024/7/6:土曜)


1.2回目の新馬場

前回の「駅を出て左に向かい国道沿いに歩く」失敗を忘れずに右手の北馬場参道通りを歩く。
今回は目的があり、町中華の「登龍」へ。
オープンが11時半で10分前には店に着きたいと急いだところすでに行列が。
何とか初回のターンに入ることができ、常連の魅力的な注文に心を惑わされそうになりながら王道の「炒飯」を注文。
この炒飯は「うまい」という言葉がぴったし。
初回の選択としてはベストでした。
(ちなみに常連は「餃子・ライス」「ニラレバ炒め定食」など、これも魅力的でした)
満足の心地の中、目的のWHAT MUSEUMに。

炒飯

2.感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -

前回、昨年12月の「感覚する構造 - 力の流れをデザインする建築構造の世界 -」の展示とのつながりもありつつ、今回も建築家と共にある「構造家」に着目した展示会。
建築の骨組みを創造してきた「構造デザイン」に焦点を当て、建築の「骨組み」模型、次世代の構造家作品などがあり、法隆寺や東大寺といった有名寺社から、大阪万博の大屋根や長野のエムウェーブなどが模型で1つ1つでしっかり説明されている。
木造での味わいと他にはない特長的な構造の持つ魅力が伝わる展示で、実物を見に行ってみたいという気にさせられた。
世の中には私がまだ実物を見たことのない建物がいくつもある。その建物の優れた点を知った上で見に行く価値は高い。

<気になった作品>
・投入堂
・八幡浜市立日土小学校
・水戸市民会館

感覚する構造

<テーマ>感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -
<会期>2024年4⽉26⽇(金)-8⽉25⽇(日)
<時間>11:00-18:00(入場は17:00まで)
<展示会場内写真> 可

3.TERRADA ART COMPLEX Ⅱに行く途中で

WHAT MUSEUMのそば、東横INNの前へ。
そこにはこの前展示会を見に行った三島喜美代さんのパブリックアートが。ここにあることが不思議でもあり、でも当たり前のように存在している。
それがパブリックアートなんだろう。
今年亡くなられたので、更に新しい作品が生まれないことは残念だが、
作品に対する想いはずっとここに残っていくのだろう。
今度直島に行った時も作品を見てみたいと思う

work2012

4.Rhizomatiks Beyond Perception

ライゾマテックスは3年前の東京都現代美術館での展覧会「ライゾマティクス_マルティプレックス」以来の鑑賞。天王洲のTERRADA ART COMPLEX Ⅱ KOTARO NUKAGAのギャラリースペースの移転を記念した展覧会。
今回は「AIと生成芸術」をテーマに「創造的思考プロセス」自体を作品化。
AIモデルがどのように学習し新しいイメージを生成するかを可視化した作品が並ぶ。とはいえ、何を表現しているのか人の感性で理解しようとしてもわからないのだから、ありのままをそのまま受けとめるしかないのだろう。
まだ私はAIとの付き合い方がわからない。そんなことを感じる展示だった。

<テーマ>Rhizomatiks Beyond Perception
<会場>TERRADA ART COMPLEX Ⅱ KOTARO NUKAGA(天王洲)
<アーティスト> Rhizomatiks
<会期> 2024年6月29日(土) – 9月28日(土)
<時間>開廊時間: 11:00-18:00 (火-土) ※日月祝休廊

KOTARO NUKAGA

5.最後に

所要時間:約3時間半
新馬場(11:15)→ WHAT MUSEUM(12:15)→TERRADA ART COMPLEX Ⅱ KOTARO NUKAGA(13:30)→新馬場(14:00)
お疲れ様でした


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?