#21 デコパウチコレクション(#DPC2021) 装具メーカーも有志で参加しました!①
こんにちは!オストメイトといっしょ!秘密結社アッと♥ストーマの共同管理人、ユリ(中島小百合)です。
皆さまのおかげで応募作品総数が200点を超えた「デコパウチコレクション(#DPC2021)」!オストメイトではない方にもデコパウチを楽しんでもらえるよう、装具メーカーに勤務するメンバーが、それぞれの勤務先に働きかけてくれた結果、企業の壁をこえて製造工程ではねられたパウチ(もったいないパウチ)などを提供してくれることになりました。
そんな装具メーカーのなかでも、企画初期の段階から「参加します!」と名乗り出てくれたアルケアさんのメッセージを紹介します!
==以下、アルケア株式会社さんから届いた原稿の引用です==
アルケア株式会社からメッセージ
こんにちは!オストメイトといっしょ!秘密結社アッと♥ストーマのポリシーに賛同して今回、”もったいないパウチ”の提供をさせていただいている日本唯一の国産開発ストーマ装具メーカー、アルケア株式会社のオストミーケア事業部CX企画室の早河と申します。
私はもともと化粧品業界でマーケティングやPRをしており、この度、医療業界に飛び込んできました。会社を通じて、結社と出会い、インタビューを通じて、メンバーとして参加しております。結社には弊社社内からも数名参加者がいたので、安心感もありました。結社のメンバーは心が広く、アクティブな方が多く、私が思い描いていたオストメイトのイメージを一新してくれました。
そんな私が働いているアルケア株式会社 オストミーケア事業部は
「オストメイトの自分らしい未来(あした)を支援する」
を事業ビジョンとし、商品・情報・サービスを通じて、オストメイトの方が、ストーマ造設によって、環境の変化を余儀なくされた後でも、少しでも自分らしい生活を送っていただくことに繋がる取組みを進めています。
国産初のストーマ装具「ラパック」を開発して以来、日本におけるストーマ装具のパイオニアメーカーとして、オストメイトの困りごとを解消する商品開発を行っております。商品開発はもちろんのこと、オストメイトの交流会の開催(オストメイトの集い)、ご相談窓口の設置、オストメイト向け情報誌「向日葵」の無料配布などにより、全国に約20万人いるオストメイトの皆さまが自分らしい毎日を過ごせるよう、今後も支援をしてまいります。
アルケア株式会社ウェブサイト:
https://www.alcare.co.jp/
“もったいないパウチ”から作品へ
今回の企画でアルケアができること、それは作品の土台となるパウチを提供すること。
この度、弊社からデコパウチコレクションに共感していただいた一般個人の方へデコパウチ用の装具を無料発送させていただいております。数に限りがございますが、是非ご利用ください。
ご提供している装具は、オストメイトご自身でご使用いただくものではなく、デコパウチ用として、外観不良などで商品にならなかったもの、使用期限が過ぎたものなど廃棄予定であった、実用できないパウチを“もったいないパウチ”としてお渡ししております。
もったいないパウチのお取り寄せについて
応募フォームからどうぞ。
実用できないパウチは、廃棄処分する予定でしたが、作品として生き返り、環境(SDGs)の観点からも、今回、ありがたいご縁だと思っております。
アルケア賞という作品基準
今回、アルケア賞を出させて頂くことになりました。そこで審査基準について、社内で「アルケア賞とは、どういうものか?アルケアとして作品を選ぶ基準は?」とチームで考えてみました。純粋に皆様に楽しんでもらいたいという気持ちから、、、
「オストメイトの方がデコパウチによって、毎日見る装具を愛でられるように、日々の排出作業も前向きになれるようなこと」というのを定義に考えてみました。
1. 作品はアルケアの装具で、なくてよい。
2. オストメイトの方への理解が深まったり、オストメイトの方が前向きで明るく楽しくなったりする作品であること。
デコパウチコレクションに
会社有志で挑戦物語
アルケア株式会社、社内に応募を募って実施しました。
最初は、数名からの応募から始まり、応募が加速したのは12月初旬でした。千葉工場にデジタルサイネージで応募告知をだし、製造部からの応募も多数もらいました。
最終的には、オストミー事業部営業部から製造部、人事部、広報部、海外事業管理室など、幅広い部署からデコパウチが届きました。
応募していただくにあたって、作品に対しての想いを聞きました。その一部を紹介したいと思います。
まずはアルケア社員の好きなもののデコレーションの中で、キュンとした作品の数々。
くろねこちゃん、クマさん、愛犬のワンちゃん、女性らしいリボン、英単語を用いた作品、希望を刺繍に表現されたりと、個性豊かな作品が集まりました。
続いての作品は、社員のお子さんからの応募です。
お母さんからのコメントをご紹介します。
作品はお子様が作られた女性の方のコメント
「こどもたちに、オストメイトのことを理解して欲しいと思っています。番組や製品を見せることで、なんとなーく、わかってきているようです。お絵描きしたら楽しいよって誘ったら、のびのび描いてくれました。」
親子でオストメイトのことや社会のことを学ばれていて、親子のつながりを感じた作品。
他には、アルケアの会社がある場所をモチーフにしてデコレーションうした方も。
「月とスカイツリーの情景を結社含めオストメイトの皆様とアルケアの本社から一緒に見れたらと思い作成しました。」
アルケアの本社は、錦糸町にあり、スカイツリーが窓から見えます。
他には、和柄に合うように、こんな作品も♪
「着物を着るときにストーマ装具も和柄で合わせられるとよいなぁと思い、頭に浮かんだのが花札でした。」ご高齢の方で、お着物をめされる方もいらっしゃるのを想定して、作られたそうです。
オストメイトの生活様式の変化を想定した作品です。
こちらはオストメイトの方が出演したテレビ番組に感銘を受けてつくられた作品です。
「ストーマや装具に名前を付けて自分を愛せる愛情深い体へ」ストーマに名前を付けて、自分を愛そうとテーマ性を感じます。
最後に、押し花の作品。
「季節や地域性、その国らしさを楽しめるようにと押し花を用いて作成しました。また、花言葉でメッセージも伝えられたらと思いました。」
使用すれば剥がれてしまうけど、デコレーションを楽しまれている様子がうかがえます。
すべて紹介しきれないのですが、
お孫さんと一緒に、デコレーションを楽しまれている方だったり、コロナ禍で気兼ねや不自由なく楽しめる社会になりますように…と願いを込めた作品だったりと、多種多様な作品が集まりました。
会社としてのおしらせ
12/8にWEBサイトがリニューアルオープンし、ホームページにあります「ストーマケアサイト」が生まれ変わりました。
このサイトは、オストメイトの退院後の困り事や「不」のニーズを解決することを目的とし、入退院時に多忙な医療従事者がオストメイトへ伝えきれないシーンなどをフォロー・解決できるような情報を掲載していく予定です。
制作段階から携わらせていただいたのですが、社内関係者は、「どうしたら見やすくなる?」「分かりやすくなる?」「自分に合う装具を選べるようにするには?」というのを日々考え続けて出来た形です。
ぜひオストメイトやご家族の皆様にご覧いただければと思います
ストーマケアサイト:
https://www.alcare.co.jp/stoma-care/
以前からサイトがあったのですが、どう変わったの?ということを中心にお伝えできればと思います。
リニューアルしたストーマケアサイトでできること
1ストーマの状態や困りごとから商品を探すことができます。
2簡単にサンプルを請求することができ、各商品ページから、ストーマ装具(パウチ)やアクセサリー(剥離剤や皮膚保護剤など)のサンプル請求ができます。
3ケア情報を見る:ストーマ装具の交換、ケアのポイント、トラブル時のケアなど、ストーマケアの基本情報を見ることができます。
今後の展開としては、オストメイトの方の生活の困りごと解決、情報誌「向日葵」閲覧機能など、コンテンツを追加していく予定です。
最後に、、
結社でメンバーと出会い、たとえ困難な状況でもストーマライフをとても前向きに過ごされている方が多く、この企画を通じてアルケア社内の方々の想いがデコレーションすることにより、形になり窓口をさせていただいた私自身が、とても勉強になりました。
アルケアは、オストメイトの方々が、ストーマ生活によって環境の変化を余儀なくされた状態から、少しでも自分らしい生活を取り戻して、感情が前向きになって行くことを支援することで、より多くの方に届けられるサービスを提供できる未来を描いて、引き続きサポートさせていただきます。
アルケア株式会社 オストミーケア事業部
CX企画室一同
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🎉🎉デコパウチコレクション 会場はコチラ🎉🎉
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コンペ部門の「ベストデコパウチ」と、メーカー賞の発表は、12/25(日) 13:00~ YouTubeチャンネル「オストメイトといっしょ!」の生配信で行います!チャンネル登録&🔔のマークをONで準備完了です!→ https://youtu.be/5BnlS5S0jS8
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