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#5 青春はデコパウチとともに【3】

秘密結社アッと♡ストーマ管理人のれなです。#4では、恐れ多くも美術展への作品のピックアップに入りました、というところまでお伝えしましたが…きょうはいよいよAHA展に応募したメンバーの素敵なデコパウチ作品をご紹介していきます。

はじめてのデコパウチデビュー!

トップバッターは…

鈴木眞弓(デコパウチデビュー)

オストメイトデビューするやいなや、結社に入ってくれた鈴木眞弓さんの”ファーストデコパウチ”。お仕事は保健師さんで知識はあったといいますが、実際にご自身がオストメイトになられたら、わからないことも、不安なことも色々とあったでしょう。でも眞弓さんは、メンバーのデコパウチをみて、迷わずご自身で挑戦!

こちらの作品には、「パウチと、パウチと一緒に生きていく私の人生を愛していくぞ!」という眞弓さんの思いがハートの情熱的なタッチに現れているように私は感じました。

ちなみに、眞弓さんはもう一つ、こんなパウチもエントリーしました。

鈴木眞弓(思い重なる)

「泣いていいじゃないか。人間だもの。」海外留学中のお嬢さんがブログにあげていたイラストを、オストメイトになったばかりの自分へのメッセージのようにも感じてパウチに写したそうです。これを見た旦那さんからは「漏らしたっていいんだよ」と愛にあふれた突っ込みがあったとのこと。まだまだパウチの扱いに不慣れな眞弓さんにとってどんなにほっとする声かけだったことでしょう。小さなデコパウチを通じて、家族のあたたかな絆まで見せていただきました。

頭の中の楽しい世界がおなかに!

わきたゆみこ(わたしのいる海辺)

一方こちらは、われらのおねえさん的な存在、ゆんさん(わきたゆみこ)のデコパウチです。ゆんさんはオストメイト歴最長40年ほどの大先輩。2歳のときにオストメイトになったということで「もともとこのカタチだからこれが不満とかあれが不満とか本当にないのよ」と何事にも動じず、いつも飄々としていてかっこいい女性です。ゆんさんは、主に既製品のシールを使うことが多いのですが、手がけるデコパウチはいつも配置が絶妙なので私はひそかに”配置の女王”と呼んでいます。

そんなゆんさんのパウチから今回応募作に選んだのは、生き物たちのおしゃべりが聞こえてきそうな海の風景です。実はゆんさん、実生活では海を楽しんでいないそう。というのも物心ついたときから海や水の中に潜るのが苦手ということで。でも水族館や、海の中をみるのは好きなのでこの表現が完成したときにとってもうれしかったそうです。ゆんさんの頭の中にある、楽しい夏の海辺の風景が、おなかにあるってちょっと素敵だと思いませんか?

さぁ、次回は応募したデコパウチ紹介の後半戦!思わぬ展開を見せた秘密結社のデコパウチ活動の顛末、お楽しみに!

※この活動は管理人個人のもので、所属する組織とは関係ありません。





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