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Raspberry PiをPython3系に変更してJupyterLabの設定をする

ラズパイのデフォルト設定では、Pythonは2系となっていますが、本記事では3系に変更します。

また、ラズパイ上でPythonプログラムの動作チェックを行うため、JupyterLabも使えるようにしておきます。

初期設定でのPythonのバージョンの確認

以下のコマンドでPythonのバージョンを確認します。

python --version

↓出力結果

Python 2.7.18

このように、初期状態ではPythonは2系へのシンボリックになっていました。

Pythonのバージョンを3系に変更

以下のコマンドでフォルダを移動します。

cd /usr/bin

次にコマンドで、現在のPythonのシンボリックを削除します。

sudo unlink python

そして、次のコマンドで、Python3系へのシンボリックリンクを作成します。

sudo ln -s python3 python

最後に、デフォルトで使用されるPythonのバージョンがPython 3系に変更されていることを確認します。

python --version

画像のように、Python3系が表示されれば成功です。

JupyterLabの設定をする

JupyterLabのインストールには、次のコマンドを入力します。

pip install jupyterlab

インストールが終わったら、次のコマンドでJupyterLabが起動するか確認します。

jupyter lab

JupyterLabが起動したら、Python3系で新規ノートブックを作成できるようになっています。

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