![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102597520/rectangle_large_type_2_f1054c9240ec0a23bc336ed9f504e22e.png?width=1200)
Raspberry PiをPython3系に変更してJupyterLabの設定をする
ラズパイのデフォルト設定では、Pythonは2系となっていますが、本記事では3系に変更します。
また、ラズパイ上でPythonプログラムの動作チェックを行うため、JupyterLabも使えるようにしておきます。
初期設定でのPythonのバージョンの確認
以下のコマンドでPythonのバージョンを確認します。
python --version
↓出力結果
Python 2.7.18
このように、初期状態ではPythonは2系へのシンボリックになっていました。
Pythonのバージョンを3系に変更
以下のコマンドでフォルダを移動します。
cd /usr/bin
次にコマンドで、現在のPythonのシンボリックを削除します。
sudo unlink python
そして、次のコマンドで、Python3系へのシンボリックリンクを作成します。
sudo ln -s python3 python
最後に、デフォルトで使用されるPythonのバージョンがPython 3系に変更されていることを確認します。
python --version
![](https://assets.st-note.com/img/1679175881127-KnM8PCaNUq.png?width=1200)
画像のように、Python3系が表示されれば成功です。
JupyterLabの設定をする
JupyterLabのインストールには、次のコマンドを入力します。
pip install jupyterlab
インストールが終わったら、次のコマンドでJupyterLabが起動するか確認します。
jupyter lab
JupyterLabが起動したら、Python3系で新規ノートブックを作成できるようになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1679175932216-7XeLwOxq3X.png?width=1200)