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BB弾と3Dプリント部品でキャスターを作る

以前作成したボールベアリングをベースにキャスターを作ってみます。


ボールベアリングを量産する

まずはベースのボールベアリングを量産します。

今回はダイソーで入手した安価なBB弾を使用しました。

キャスターの基本形

こんな感じでキャスターを構成してみました。

ラジアル軸受を3つ組み合わせて構成しました。

こだわりポイントはキャスター部品の接続にねじや接着剤などを使用せずに、3Dプリント部品のみ使用したことです。

https://twitter.com/ats030/status/1779445599752057160

タイヤ付きキャスター

基本形のままでも良いのですが、空回りしやすいのでタイヤを履かせてグリップを利かせたバージョンも作ってみます。

タイヤ素材としては柔軟なTPUのフィラメントを使用しました。

このバージョンのキャスターは、ボールベアリングに履かせたタイヤの厚み分だけサイズアップします。

おもりを乗せてみる

キャスターの耐久性を確認するため、おもりを乗せてみました。

もしかしたら20kg以上にも耐えられるかもしれませんが、怖いのでここまででで検証をやめました。

キャスターの耐久性は、出力に使用したフィラメント、充填率、積層方向など、複数の条件で決まってくることに注意してください。

3Dプリント用モデル

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