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「るか」の最期 (3)

それから慌ただしく棺(近い将来必要になるであろうと1ヶ月半くらい前に準備はしてた)を組み立て、枯れるように旅立ったため、いわゆるエンゼルケアと呼ばれるものは一切必要なかったが念のためペットシーツを敷いて納棺。
アレンジメントフラワーと棺に納めるお花を買いに走ったり、棺の安置場所を調えたりと夕方までバタバタ。
14年前元気の火葬をお願いしたところは、どうやらもう移動火葬車での火葬は行っていないようで、代わりに自宅からもっと近いところで開業しているところがあるようなので、そちらにお願いすることにした。亡くなった当日はバタバタしてしまい電話を入れたのは翌6/3。流石にその日に火葬というのもなので6/4午後一(13:00)でお願いすることとなった。

出来たらるかの手形足形を残したいと思っていたのだが、死後硬直でガチガチに硬直していては難しいかも、と一度は諦めかけたのだが火葬予定の日には少しだけ弛んでいたのでこれならギリギリイケるかもと思ったら使おうと思ったスタンプパッドが乾燥してしまっていて使い物にならなかったため慌てて100均に走りなんとか4足の形を取ることが出来た。この時、突如として「おかーさん、ボクの身体でなに遊んでるの?」とるかが話しかけてきた😲(※注・飼い主アニマルコミュニケーターです) 

12:50頃業者さんが来てくれて自宅脇のスペースで、るかを荼毘に付した…。


約1時間ほどで火葬が済み、骨上げ。
るかの時は「身体“のみ”でお願いします」とのことだったが、今回は棺ごと、お棺に納めた花も(花の切り口を包んだアルミも)そのままで大丈夫とのことだったので結構ダンボール製棺の灰が多かったけど、その中からお骨を拾い出し大きなお骨は飼い主が骨壷に納めた…。

その際、分かる範囲で「○○の骨ですね。」と説明しつつ「年齢の割にはしっかりした骨ですね」に、るかが脇から口を挟む。
「ねぇねぇボクの骨リッパ!?」と🤣
お骨を目にする機会などほぼ無いから知らんがな😆 つーかうるさいよ😅

飼い主(ワタシ)が、そんなことはされたくない、元気の時に後悔しまくったので同じ轍は踏まないを基準に、積極的な治療・延命処置はしないを(可能な限り貫き)看てきたし、理想的と思える最期を迎えさせてあげられたと思っている。そのせいか、自分でもロスにはならないだろうとは思ってけど思った以上にグリーフのプロセスもすごく短く済んで、るかも安心したのか、これ以後るかから話しかけてくることはなかった…。
ちょっと寂しいぞ、ぉぃ‼️😢


−−−−−−−とりあえず(?)完−−−−−−−