12/10 CPI、そして債券再度上昇か？（後編）

こんばんはアトレです。
今回は読みやすいように前後編に分けました。後編のCPIと株式をお送りします。

まずはおなじみのCPIの予測から。
＊毎回予測は外すと怖いのでドキドキします。
今回の私の予想値（過去からのCPIの値を集計してアナリスト予想を元に計算した数値）は総合値が3.0%、コアが4.13%です。

これを元に棒グラフを作りました。赤は先月対比プラス月、青は先月対比マイナスの月です。今年は８月から３か月ほど小反発が入りましたが、再びインフレ減速の動きが出ております。
前編で記載の通り、失業率が極端に悪化する事なく、インフレが退治できているので、これは株価には追い風な感じが致します。

CPI（対前年比）推移

CPIに対しては正直市場の反応が薄くなってきました。その理由はもう減少が進むことがかなり織り込まれている気がします。因みに、以下は先月比だけを切り取ったものです。先月発表分は対先月比が衝撃の０％、そして12月発表分もアナリスト予想値は０％です。もしその通りの値が出たらインフレは完全に止まった事になり、むしろデフレ化の危険すらある領域になります。
因みにこのまま対先月比０％が続けば３月にはインフレ率２％台に一気に入る事になります。金融引き締めのゴールは近いかもしれません。