9/22 米主要3指数を見ていたら気づかない事
こんにちはアトレです。
さて、米国主要三指数は水、木と崩れ、9月のアノマリー通り、株価の崩れが目立ちます。
しかしながら、チャート形状ではまだまだ上昇基調になっております。
まずはダウ。三角持ち合いの上放れからブレイク失敗して戻しそうな形状。200日移動平均線と抵抗帯が33800付近に控え、ここが最重要ポイントとなりそう。それを割ると33000付近までの下落があるかもしれない。
こちらはS&P500。同じように三角持ち合いの突破から、現在は過去のレジスタンスラインだったところを再度試しており、サポートラインにできるかどうかというところ。貫通して下がった場合、4100-4200辺りまで抵抗が薄く、ダウよりも下落への警戒が必要な形。大きなダブルトップ型をしており、今が反発できるかの正念場。まさにサポートラインが効くかを試すところ。
もっとマズいのはナスダック100(US100)。S&P500と違って既にトレンドラインの下限に到達。白丸の下限値14552を割ればダブルトップのネックライン割れで、買いポジションのロスカットを巻き込んで下落しやすい形。
しかもその下側に目立ったサポートラインが見つからず、200日移動平均線がある位(13500付近)。これを割ると13000位まで抵抗がないのも厳しいところ。特に13000以上の価格はAIブームの力で急速に上昇した為、十分な買いが入っておらず、、早めの利確(売り)を呼び込みやすい背景もある。
ナスダックはもう少し慎重に見る為に現物ETFのQQQでも見てみます。
現物は既に昨晩トレンドラインを割れたようです。上記同様、ギリギリで直近安値である354.7を手前に耐えていますが、これを割るとかなりチャート的にはマズく、こちらは明確な抵抗帯が320付近にあるようです。あと10%も下落余地がありますので、警戒したいところですね。
次は小型株のラッセル2000。大局では2022年からの下降トレンドを打破できず、かつ直近の日足でのトレンドラインを割れたところ。日足での大きなトレンドが生まれやすい指数なだけに素直に下落が続くような値動きにも見える。ここから下の抵抗帯は弱く、ちょっと買いにくそうなチャート形状。
次に、各セクターを見ていきます。主要指数と異なり、今後が危うそうな銘柄も散見しますので、確認していきます。中でも気になるセクターを抽出しました。
Consumer Discretionary(一般消費財) XLY
アマゾンとテスラで4割近くを占めるセクター、トレンドラインを昨日割ったところ。割った先の抵抗が薄く、145辺りまでの下落がありうる。
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