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【ホテル阿寒湖荘】先週泊まった宿が営業終了する件

なんということでしょう…

いやもうタイトルの通りなんです。
今日付けの北海道新聞に掲載されていました。

先週の三連休、元々北見に行く予定は決まっていたものの、
その後のことを直前まで決めておらず、
宿泊1週間前に阿寒湖温泉なら北見からバスで行ける!となり、
湖上散策(凍ってるから)とか、運良ければフロストフラワー見られると知って、
大慌てで宿とツアーの手配をしたのでした。
その時に、部屋の空きがあって、お値打ちで、バスターミナルから行きやすい立地で、温泉があってクチコミの評価も良い感じのこちらの宿に決めました。

予約した次の日に電話をいただき。
「ご予約いただいたお部屋は湖側じゃないんです。部屋が空いてますので、よろしければ湖畔側に変更いたしましょうか?今は花火も上がるので、それもお部屋からご覧いただけますよ」と提案してくださいました。
もちろん変更をお願いしました。おかげさまでトップ画像のような素敵な眺めを楽しむことができました。
花火は食事中に上がったので、結局レストランから観ましたが…笑

温泉も、周辺では二軒しかない源泉掛け流しで、
そのせいで汚れて見えるけど、毎日ちゃんと掃除してますからねって説明書きされていて
確かに浴場の床の石材は一部真っ黒だったけど、
そこ踏んだってどこ歩いたって、掃除してない滑り感は全然なかったです。
見晴らしも花丸!
露天風呂は流すとこすらない本当の露天風呂のみでしたが、かえって潔さすら感じました笑

温泉宿には各地で何度も泊まっているので、ちょっと古いくらいは全然気にしないのですが、
ホテル阿寒湖荘さんは建物は古くても清潔感があって、随所にマリモ風な緑の置き物があったり、なんというか”行き届いてる”感じで、クチコミ良いのも納得でした。

滞在中に気になったのが、一階のレストランと受付の間のスペースにあった5つの盃。季節感のあるお飾りもされていて、素敵だけどなんだろう?と思い聞いてみたのですが、
それはお酒の盃なんだそうで、オーナー指示のもと、料理長が毎月(季節毎かも)お飾りを考え、変えていらっしゃるとのことでした。
神様への捧げ物的意味合いと聞いた気がするけど、偶像とか聖典とかは側にありませんでした。立地的にアイヌコタンが側にあるし、イオマンテ(熊の魂送り)でも酒は神様への大事な捧げ物だから、そういう感じかな?
実際にお酒が入っているわけではないし、思想が強そうみたいな印象は全く感じないのですが、そういう心遣いがなんだか良いなあと思いました。
なんで写真撮らなかったんだ本当に…悔やまれる…。

ご飯も食べきれないくらい出てくるし、スタッフもみんな感じ良く、老若男女朗らかでした。
また阿寒湖温泉に行くなら同じ宿にしよ!と思っていた矢先のニュースで、
とっても残念です。。
でも、裏を返せばとても貴重な時間を過ごせたということでもあり。
思い出を大切に残しておこう、どんな時でも一期一会だなと
改めて思い知らされました。

あと一カ月か…流石にもう一回は行けないだろうな。


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