タスク管理の「見えない負荷」に気づく
今回の記事は、カスタマーサクセス担当烏谷のコラムです。複数の仕事をマルチで片付けながら、ふと思ったことを記事にしたとのこと。共感いただければうれしいです。
1.はじめに
現代は生産性を追求する時代。
しかし、タスク管理においては、表面的な方法論だけでなく、その背後に潜む無意識の負担に目を向ける必要があります。
この記事では、そうした見過ごされがちな側面から、タスク管理の「見えない負荷」について考察します。
2.タスク管理は単なる「整理」ではない
一般的にタスク管理は、業務の整理・効率化と考えがちですが、それは表面的な解釈かなと感じます。
みなさんも経験があるかもしれませんが無意識に多くのタスクを「頭の片隅」で意識し続けてしまう….。
あるあるですよね。
そもそも「『タスクを管理する』というタスク」みたいな、無意識の負担が発生しているじゃんないかと思うんです。
知らず知らずのうちに、脳内メモリに大きな負荷をかけ、単純な整理以上の労力が必要になる状態です。
3.一般的な「タスク管理術」の限界
「優先順位をつける」「色分けする」「ルーチン化する」
などの表面的なタスク管理術は、忙しい時は忘れがちじゃないでしょうか。
個人のExcelや手帳管理に依存することは、望ましくありませんよね。
全社員が完璧に自己管理できる状態なら、まったく問題ないですが…
詰まるところ、個人ではなく組織的な管理術を目指すべきかなと感じます。
4.”手作業”のタスク管理を根本から見直す
結局、個人であれ組織であれ、タスク管理は”人間”がやりますが、できれば誰かに任せて自分のメイン業務に時間を割きたいですよね。
逆説的に考えるとタスク管理の大部分は、
なんて思ったりします。この記事で一番言いたいのはこれです。
30秒で考えただけでも、まぁまぁな手作業が思い付きます。
普段は無意識に手作業でやっているものの、量が多かったり、忙しい時には段々と重たく感じてしまいます。
弊社の@pocketというツールでも割とカバーできるお話ですが、今回は売り込みじゃないので紹介程度に。
5.まとめ
タスク管理における ”見えない負荷” を認識することが大事
『管理』という言葉の隙間には、無意識的な作業が存在している。
無意識的な作業は、知らない内に脳内メモリを圧迫する恐れがある。
”見えない負荷” の存在に気づき、手作業をできるだけ自動化する。
最終的には、「省ける作業は省く」ことがタスク管理の鍵かなと感じます。時に生産性を低下させる要因になるタスク管理の ”見えない負荷” 。
シンプルに”人がやらない”という選択肢も検討するといいかもしれません。