スキルと機会 その001
あなたの得意な知識や専門スキルは誰かの役に立つよ、インターネットでスキルを提供してお金を受け取ることだってできるよ!
そんな謳い文句に誘われてよしやってみるかとトライしたのでしょうけど、だいたい上手くいきませんよね。
悲観的セールス
一生懸命Webページを作って自己紹介を考えてX(旧Twitter)で宣伝したって誰もあなたのスキルなんかを必要としませんし、ましてやあなたにお金を払おうなんて思いません。
「今なら特別無料です」なんて書いても申し込みはなかったじゃないですか。フフフあなたのことなんてお見通しですよ。
「5,000円払うのでこの商品をもらってください」と宣伝してみたらどうでしょう? それでもあなたのサービスを買う人はいないはずです。あなたの言葉が誰の目にも触れていないからです。閲覧数に数字は出ますよね。でも本当に人間がじっくり文章を読んでいるのかわかりません。目に触れても99.9%は怪しいなと思って素通りされます。
最初の一歩をWebに求めないこと
・植物と会話できる能力者
・空を飛ぶことができる能力者
・神様の声を聞くことができる聖人
すごいスキルを持った彼らがあなたと同じようにWebページを作ってスキルを宣伝してもあなたと同じ無残な結果になるでしょう。最初の一歩目からWebありきの活動はうまくいかないことが多いようです。
魔女のキキのような1st stepが必要なのです。彼女はWebで宣伝などせず困っている人を直接自らのスキルで助けました。助けられた奥様やおそのさんが彼女の知り合いに広めていってくれたのです。
空を飛ぶスキルでいくら稼げるか
空を飛ぶスキルで何ができるでしょうか。キキのように宅配便をやろうという発想もありです。多くの人はクロネコヤマトは知っていますが、その能力者のことは知りませんし、彼女が宅配サービスをやっていることも知りません。
空を飛ぶスキルを宅配に応用するのは難しそうです。ビルの建設現場で下から上へ物を運び上げたってお駄賃程度の価値にしかなりません。むしろ外部業者と勝手にやりとりするなと親会社から言われて現場から追い出されるだけです。
空を飛ぶスキルをお金に換えるのは簡単ではありません。その能力者自身がその方法を考えたりマーケティングやセールスをしなければならなくて、そのやり方が下手だったりすれば、彼女のスキルはこの貨幣経済の世界においてはほとんど価値がないのと同じ結果になってしまいます。
「まぁ、、空は飛べますけど、どうせ何の役にも立たないし・・」
神様の声を聞くことができたところで
この能力者も状況は似ています。
そのスキルを活かして人々の救済なりビジネスなりができるかどうかは、人が集まるかどうかによります。
きっとキリストは何度も転生して神様の声を伝えようとしているのだと思いますが、人集めが上手くいかないまま人生を終えるか、○されて人生を終えるかを繰り返しているでしょう(悲観)
「まぁ、、誰も神様の声なんか聞きたくないだろうし・・」
スキルを活かす際にまず直面する問題
自分の能力やスキルを広く提供したいと考えた時に、追加して世に広めるための方法まで身につけなければいけないのでしょうか? その習得や実践に失敗したら、自分のスキルを発揮する機会はなくなってしまうのでしょうか?
#フォローして待て次回