マンガ6

マンガ6強いまなざし

マンガ6

バス停もちょっとだけ面白いです。田舎だとまた違うかもですが、同じ町に住んでいながらほぼ知らない人々が同じところで立っている感じとか、です。基本的に、交流せず関わらずバスを待っています。

そこに、全身をピンクの服で着飾ったおばあちゃんが通り過ぎました。目を引く色なため、一瞬振り返ってしまいます。バス停の人が皆振り返ります。

知らない人どおしのバス停ですが、おばあちゃんを振り返るその瞬間だけ、心が一つになったような印象です。その眼差しは、強大な的に立ち向かうべく無作為に集められた数人の一般市民のようです。私たちに何ができるっていうの。


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