マンガ5

マンガ5 両天秤の構え

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交差点で、対角線上の向かいに渡りたい。北東にいたら、南西に。南東にいたら北西に。ハチ公像にいたらTSUTAYAに。第一象限にいたら第三に。

ただ、交差点に来たばっかりで、さっきまでどっちが青だったかわからない。渋谷の交差点だったらすべての歩道が青になるため問題ないものの、ここは京都、川端御池以外は一方向しか青にならない。さて、どっちが青になるのか。車の挙動や信号待ちの人々の多さで推測はできるものの、いまいち判断がつかない場合も往々にしてあることだ。

そこで使うのが両天秤の構えである。どちらかの横断歩道に対し垂直に正対するのではなく、半身の体勢に。どちらが青になっても対応できるよう、ちょうど渡りたい方向に向かって立ち、ある程度歩道から距離をとり、柔軟な構えで青を待つ。

おすすめです。


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