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ep.2 どこにいても、やることは同じなら

バンクーバーに来て4日目。

昨日から寝てもすぐ起きてしまい、なんだか昼夜逆転している。「これが時差ボケか…」と肌で感じている。今までこんな風になったことないんだけど。歳!?歳なの?と思ったが、時差ボケは「西回り」よりも「東回り」の方がキツくなると初めて知った。いかに私が西方面にしか行っていないかがわかる。ちなみに東回りの旅に出たのは、約20年ぶりである。

いつ寝ればいいのかよくわからない。それでも朝はやってくるし、お腹は空くし、冷蔵庫の中身は変わらない。

私が今泊まっているのはアパートメントタイプのホテルなので、朝食や部屋の掃除はない。自分で全て調達し、料理したり掃除したりする。(つまりほぼAirbnb)

コーヒーを淹れ、朝食を作る。
散歩をする。
カフェで仕事をする。
買い物に行く。
お花を飾る。
ランチやディナーを誰かと共にする。
たまに少し、街へ出てみる。

そんな毎日を送っているので、やっていることは普段の日本の生活と変わらない。どこにでもある、普通の暮らしだ。

これは旅という非日常なのか、生活という日常なのか。

いつもの家と変わらない構図☺️

このアパートにも慣れてきた。1週間、2週間と同じ部屋に滞在していれば、ここも家といえば家なんだよね。愛着も湧くし、帰ってくれば落ち着く。よく考えてみたら普段私が住んでいる家も、賃貸だ。そんなことを考えていくと、ますます家という概念がよくわからなくなる。

日常とは、生活とは、旅とは、家とは。

こうして異国の地にいると、普段は当たり前すぎて考えもしないようなことを考える。全ての当たり前に疑問が湧く。価値観を確かめざるを得なくなる。

そもそも家とは?

homeの意味:生活する場所としての家、家庭、自宅、我が家、故郷など。
自分や家族が住んでいる家や帰る場所、安らぎや温かさをイメージさせる場所を指す。

となれば、今のhomeはバンクーバーだろう。そして、暮らすように旅をしていったら、世界中にhomeが増えていくのかもしれない、と思った。


移民の国カナダ。旅行者、留学生、ワーホリ、短期在住者、移住者…いろんな人がいる。いろいろな住み方、いろいろな暮らしがある。日本人だけでなく、いろいろな国の人に聞いてみたが、2週間、半年、住んで3年、5年、9年…と各自様々だ。

私はどれを求めているのだろう。どこにいてもやることは同じなら、私はどこに居たいのだろう。

旅か、移住か。それともまだ、名前のない何かだろうか。答えはまだわからないけれど。


おまけ。

お花屋さんへいくのが私の楽しみ。
1本売りも種類によって(店によって)もちろんあるけど、結構Bundle(束売り)が多い印象。

海外って、同じ花をばさーーーって飾るイメージだったんですが
それはそういう売り方だからなのかも。
色!!って感じ。笑
包んでもらいました。


ep.2は短かったので、どなたでも全文読めるようになっています。
ep.1は長文!(&赤裸々w)なので、メンバーシップの方が読める形式になっています。メンバー様募集中です!



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