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「誰もが笑顔で堂々と”Hi!”と言い合える世界」を長野県から始めよう ~前編~

はじめまして、遠藤です

“Hi! My name is Michiko!”
はじめまして、株式会社エー・トゥー・ゼット代表の遠藤美千子です。

40年続いてきたこの会社の代表に就いたのは2021年の4月。
まだ就任2年目の新米社長ですが、多くの仲間や関係者の方々に支えられながら日々奔走しています。

私たちは「誰もが笑顔で堂々と”Hi!”と言い合える世界」を作りたい。それを長野県から始めようとしています。
どうしてそのような想いに至ったのか、会社と私のあゆみをお話しさせていただこうと思います。

エー・トゥー・ゼットが目指すのは「誰もが笑顔で堂々と”Hi!”と言い合える世界」

そもそも「誰もが笑顔で堂々と”Hi!”と言い合える世界」とは何でしょう?

私たちは、「どんな田舎であっても地方であっても、子どもも大人も高齢者も、外国人を見かけたら”Hi!”と挨拶できる」そんな世界が理想だと考えています。

コロナ禍以前は長野県にも多くの外国人観光客が訪れていました。ですが、街中で外国人を見かけた時に、臆せずに ”Hi!” と挨拶したり話しかけたりできる日本人がどれだけいたでしょう?

あなたは、”Can you speak English?” と訊かれたら何と答えますか?大半の日本人が ”No.” とか ”A little.” と答えます。
ですが、外国人はたとえ「コンニチハ」や「アリガトウ」しか言えなくたって「わたし日本語話せます!」と言う人が多いんです。

日本人は元来、謙虚で控えめ。だから ”Can(できる)” の基準が高いんですね。この日本人の謙虚さは美徳であり私は大好きですが、世界を舞台にした時は、これが足かせになってしまうときがあると思います。

だから、誰もが臆せずに堂々と英語を使ってコミュニケーションできる世の中、すなわち「誰もが笑顔で堂々と”Hi!”と言い合える世界」を作りたいと、真剣に考えています。

英語に出会って人生が変わった学生時代

そもそも私が英語教育の世界に足を踏み入れたきっかけは、中学生時代に出会った一人のALT(Assistant Language Teacher)でした。

ギターを持ってきて教室で歌うようなアメリカ人で、「外国って面白いなぁ、英語って楽しいなぁ」と英語や海外の魅力にハマり、留学しようと心に決めました。

高校卒業後、念願を叶えてカリフォルニアの短大に進学。卒業のタイミングで、縁があってそのまま現地の旅行会社で勤務し、その後またご紹介で広告代理店で勤務、といううちに、6年間も大好きなアメリカで様々な経験を積むことができました。

学生時代は、ホームステイをしていました。ホームステイって、待っていてもご飯も何も出てこないんですよ。「食事がしたい」「シャワーを浴びたい」と外国人を相手に自分から英語で意思表示をしないといけない、ということを学びました。

仕事を初めてからは、子どもの衣類や雑貨を日本に輸出する企業のオーナーの家の離れを借りていました。
面白い人たちで、週末になると「一緒に来ないか」といって雑貨の買い付けやら展示会やらあちこちに連れ出してくれました。
いろいろな場所へ行き、普通なら出会えない人たちと関われたのは実に良い経験でした。

日本にいた頃の私はどちらかというと内気な性格でしたが、アメリカでの生活を経て、はっきりと自分の意思を主張できる性格へ、未経験のことも積極的に楽しめる性格へと変わっていったように思います。

帰国後は故郷の長野県に帰ってきて、「何か英語を使った仕事がしたい」と電話帳でア行から調べていて見つけたのが「エー・トゥー・ゼット」。英会話学校の講師やALT派遣の支援を担当しました。

そんな矢先、アメリカ時代に家を借りていたご夫婦から、子ども服や雑貨の輸入販売を行うビジネスに誘われました。
エー・トゥー・ゼットの仕事はとても楽しくやりがいもあったのですが、あの時の魅力をどうしても忘れられず、1年でエー・トゥー・ゼットを退職して姉と輸入雑貨店の経営を始めました。

それから7年。エー・トゥー・ゼットの社長から「もう一度力を貸してくれないか」と声をかけられて、復職。以降はALT派遣事業のマネジメント役として、世界各地からの人材の確保や学校現場との調整などを長年務めてきました。

こうした自らの経験から、「英語を学ぶことで自分の世界も広がっていく」「英語教育を通じて"社会を生き抜く力"が身につく」ことを私は体感として学びました。
これを今を生きる人々、これからの時代を生きる子どもたちにも同じように感じてもらいたい、というのが私の原点であり、天職へとつながっていきます。

次回は、「異文化コミュニケーションの重要性」「2代目社長としての決意」についてお話させていただきます。ぜひご覧くださいね!


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