【恋する連載Vol.2】失恋や元カレ・元カノ・過去への想いを手放す方法
こんにちは!
twitter(@marriage_acafe)やstand.fm(MA cafe Radio)で、恋愛や婚活、結婚のつぶやきをしているMAcafeのMAです。
今回は『恋する連載シリーズ第2弾』として、失恋や元恋人など、【過去に対する想いを手放す方法】ついて、お話ししていきます。
因みに第1弾では失恋や元恋人に対する想いなど、【過去への想いの向き合い方】を、別角度でお話ししています。
まだの方は、こちらもぜひ併せてご覧ください↓↓
さて、あなたは「過去への想い」を断ち切れず、なかなか前へ進むことができない...という経験はありませんか?
過去に依存・執着してしまい、自分の心がどんどん重たくなっていったり、、、
もう過ぎたことなのに、なかなか上手く記憶を整理できず、今の恋愛にまで影響してしまっていたり、、、
早く忘れて、新しい恋愛をしたいのに、どうしても過去に対する想いが拭えなかったり、、、
これらが思い当たる方は、ぜひこちらのnoteを読みながら、「過去への想い」を上手に手放す方法を身に付けてみてくださいね。
それでは本編へ進みましょう!
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こちらの『恋する連載シリーズ』は不定期更新となります。ご興味のある方は、この機会にぜひ フォローしてくださいね!
因みに有料noteでは、各テーマにて、もう少しガッツリ「思考法や解決法」をまとめています。
あなたに必要なタイミングで、ぜひ手に取ってみて下さいね。
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1:はじめに
ここからお話する内容は、実は私がまだ幼い頃、母がとある事件がきっかけで、心にどうしても許せない、忘れられない、ある人への憎しみや恨みや怒りを抱えてしまったときに、お寺のお坊さんの説法を受けたときのお話です。
個人的には無宗教ですが、母から聞いたその教えはとても印象的で、私の思想のベースにもなっています。
そしてこの教えは、数々の失恋を繰り返してきた私にとって、とても大きな存在です。
例えば恋愛に関して、別れの事実を受け止めることはつらく、悲しく、なかなかすぐには受け止めることはできませんし、しばらくは忘れられないこともあります。
それでも相手に対する怒り、憎しみ、恨みが少ない(こういう感情を持たずにいられる術を知っている)ので、
過去に対して感情的に依存・執着することはほぼありませんし、自分の感情に翻弄されてしまうということもありません。
(ただし目標を持って復縁を目指すということは大いにあります。復縁と依存・執着はやや異なります。)
全ての根源は、ここからお話する「お坊さんの言葉」から派生しています。
ポイントはこちら↓↓
因みに私は仏教について、教養レベルの知識しかありません。
特別に学んだわけではありませんが、それでもやっぱり日本人にとって、感情をマネジメントする方法の1つとしてとても合っていると感じています。
もしこれをきっかけに興味を持たれた方は、ご自身で仏教や瞑想について詳しく学ぶと、感情の解放の仕方をより深く体得できると思います。
恋愛にも人生にもかなり活用できるスキルだと思いますよ。
2:過去に執着・依存してしまう人
今回なぜnoteでこのお話しをしようと思ったかというと、
失恋のご相談をいただく中で、お相手に対して「怒り・憎しみ・恨み」を抱えている方が思いの外、とても多いと常々感じているからです。
そのお相手をすごくすごく好きだったからこそ、
「別れ」という分岐点をきっかけに、愛情が「怒り・憎しみ・恨み」に変ってしまっている方がいます。
その方たちはこんなセリフをおっしゃいます。
こんな風に別離した後まで、「彼」を基準に自分のしあわせを考えようとしてしまう。
そして相手とは別れた「今」、自分がしあわせを感じられないのは「相手のせい」と思い込んでしまうんです。
彼が悪いのに、彼だけがしあわせなのが「許せない」という感情で、ずっと彼に執着・依存してしまうんです。
でもそれは大きな誤りです。
「今」あなたがしあわせかどうか?は、すでに別れたお相手とは、全く関係のないことです。
中でも特にこの「許せない」という感情(怒り・憎しみ・恨みから派生したもの)を、自分で注視してみると良いです。
恋愛では自分に自信がなかったり、自己肯定感が低い方がいますが、それでいて、それとは別に「自己愛」が強い(というよりやや強すぎる)方もいます。
一見、矛盾しているように思えるのですが、
自己愛が強いからこそ、そこに達せない自分に自信が持てなかったり、自己肯定感が低かったり、
同時に自分を受け入れてくれない人、自分を否定する人に対して、人一倍大きな反発(怒り・憎しみ・恨み)を抱いてしまい、
その結果、「許せない!」という感情を膨張させて、依存・執着してしまう場合があるんです。
ご本人は気づいていないことが多いのですが、実は自分に対する愛がとても強いんです。
もちろん自己愛は悪いことではありません。
ただできれば自己完結すべき部分で、同様に人から求めたり、反発し過ぎてしまうと、自分をも苦しめる結果になりがちです。
今回はわかりやすい例として「怒り・憎しみ・恨み」という感情によって過去に執着・依存してしまうお話をしていますが、
その他、楽しかった思い出に縋ってしまったり、悲しみやせつなさなどの感情も、ここからお話する同様の方法で、心を軽くすることができます。
3:許すということ
過去に依存・執着してしまうのは、どこかでその「現実」に納得できていなかったり、受け入れたくないという気持ちがあるからです。
最も良いのは、自分が納得できる方法を探したり、受け入れられるような着地点まで持っていくこと。
例えば恋愛における「別れ」であれば、もう一度、納得できるまで恋人としっかりと話し合うとか、誤解を解くなど。
可能であれば、よりを戻すなど。
これができれば良いのですが、、、
それを願っているのは自分だけで、相手は応じてくれないかったり、
「別れ」た時点で、すでに別々の道を歩み始めているので、過去に戻って納得し直すというのもなかなか現実的ではありません。
中には一方的に別れを告げられてしまって、納得できない想いだけが膨れ上がってしまっている人も多いと思います。
因みに音信不通や連絡ブロックされてしまい、どうすればいいかわからない...という方は、こちらのnoteもぜひご覧ください⇩⇩
忘れられない想い、納得できない気持ち、依存・執着と向き合おうにも、相手はもうそこにはいない...
恋愛ではしばしば気持ちが割り切れないまま、時間だけが過ぎていく...
そんなことも悲しいけど起こってしまうんですよね。
だからこそ愛情がいつしか「怒り・憎しみ・恨み」に変ってしまうことって、実は少なくない。
ここで冒頭の母の事件について、少しだけお話させてください。
実は両親は私と兄がまだ幼かった頃、知り合いによってお金を持ち逃げされてしまいました。
私は子供だったので詳しい事情まではわからないのですが、家に保管してあった通帳と印鑑一式を持ち逃げされてしまったらしいのです。
金庫に保管していたようですが、かなり親しい知り合いのため信用しており、金庫の番号も教えていたようです。
盗まれたお金は相当な額ですし、今のように副業で一発当てれば稼げる!という時代でもないので、ハッキリ言って「お先、真っ暗」。
さらにかなり親しい間柄だったようで、警察沙汰にはしたくない…ということで、それっきり、お金も持ち逃げした本人も二度と戻ってはきませんでした。
管理が甘かったと言えばそれまでです。
この一件で文字通り「絶望」を感じた母は、ショックのあまり約1年くらい寝込むほどでした。
そしてこのとき母は、並々ならぬ「憎しみ」や「恨み」を抱えてしまったようです。
そりゃそうですよね。
初めはショックで心身ともに疲労し寝込んでいたのでしょうが、
しばらくすると、事が起きたショックよりも、相手に対する「憎しみ」と「恨み」が膨れ上がり、余計に心身を蝕んでいく。
それを見兼ねた父がお寺のお坊さんに相談して、説法してもらう流れになったようです。
お坊さんからどんな話があったのか、詳しくは私は聞いていません。
ただ母は事あるごとに当時のことを思い出しては、お坊さんがおっしゃられたセリフを繰り返し私にも話して聞かせるんです。
と。
初めのうちは母もこのお坊さんのおっしゃる「許す」という言葉を、どうしても受け入れられなかったようです。
そうですよね。
突然、多額の借金を抱えてしまって、返す当てもなく、しかも幼子2人まで育てなくてはいけない…
憎しみばかり抱え込む母に、お坊さんはこうおっしゃったそうです。
こうおっしゃったそうです。
ここからは私の解釈なのですが、
誰かや何かに怒りや憎しみ、恨みの気持ちを抱えると、莫大なエネルギーを消費します。
もちろんあなたの心から発生している感情なので、無理にその感情を抑えたり、消す必要はありません。
何があっても怒らない。なんて、善人になる必要もありません。
ただその負の感情をいつまでも心に抱え込んでいると、
それは同時に自分の感情によって、自身を傷つけていることにもなるんです。
莫大な「負」のエネルギーは、いくら自分の感情であっても、抱えているだけで疲れます。
ですから「許す」というのは、相手の罪を「許す」のではなく、
あなたがあなたの感情によって自分の心身を苦しめる、その状態を「許してあげる」ということ。
相手にされたことに対しては「怒り」も「憎しみ」も「恨み」も発生するでしょう。
ただその感情をいつまでも抱え込まないでください。
心には限界があります。
無限に感情を詰め込めるわけではありません。
何かの気持ちを心に入れれば、心のスペースは減ります。
詰め込めば、心はきゅうきゅうになります。
心の中に「負の感情」ばかりを詰め込めば、「プラスの感情」が入る余地がなくなります。
そして心には常にある程度の「空き」が必要です。
そうでなければ、新しく発生した「感情」を心で感じることができずに、見過ごしてしまいます。
新しい感情が心に入り込まないと、抱え込んだ負の感情がただただ居座って、どんどん膨張していくだけです。
「許す」というのは、心の整理整頓であり、心に「空き」を作ること。
心に「空き」を作らないと、居場所がないために、新たな感情は発生することすら躊躇してしまいます。
こう感じるときは、大抵、心に「空き」がない状態です。
そうやって、いずれ心の限界を超えると、何も感じることすらできなくなってしまいます。
心が「心」としてちゃんと作用するためには、常に心の一部を解放し、スペースを確保しておく必要があります。
それが「心のゆとり」です。
4:恋愛の執着・依存
前述のように、今回はわかりやすく「怒り・憎しみ・恨み」という感情でお話しましたが、その他の感情も同様です。
例えば「不安」「焦り」「悲しみ」など。
恋愛が上手くいかない方の多くは、自分の感情のマネジメント方法をまだ確立できていない人が多いのかなと感じています。
そして中にはご自身が「感情的」であること、感情を上手に表現することが苦手であることを知っているがあまり、「感情」を抑え込もう、失くそうとする人もいます。
でも「感情」があってこその人間だし、いつもとは異なる感情が発生してこその恋愛であり、人間関係です。
だから恋愛は楽しいんです。
大切なのは、感情を抑えたり、失くしたり、矯正することではなく、
怒りが発生してもいいと思います。
嫌なこと、納得できないことをされたら、ムカつくし、腹が立つし、度合いがひどければ恨みも憎しみの感情も発生します。
それが人間です。
それを無理に善人ぶる必要はありません。
重要なのは、その感情に自分が飲み込まれてしまわないこと。
そのためには常に心の一部を解放して、スペースを確保しておく意識を持ってみてください。
イメージするだけで充分です。
「心」という形をイメージして、
フツフツと怒りが発生したら、怒ればいいんです。
ただしイメージした心の大きさの、せめて3割以上には「空白地帯」を一緒に想像してみてください。
この空白地帯は「心のゆとり」です。
心のゆとりを常に確保しているイメージがあれば、
自分の感情に飲み込まれてしまうことを防げます。
同様にイメージしてみてください。
心の中に窮屈に感情が押し込まれている状態を想像しながら、お腹の底からゆっくり息を吐き出してみてください。
吐き出せなくなるまで、全ての息を吐き出してみるんです。
そのときに、息と一緒に、膨れ上がった負の感情も吐き出してしまうんです。
心にスペースができたな!と感じるまで、
繰り返し、この深呼吸を続けてみてください。
少しづつ、心にゆとりの部分が出来てくるはずです。
恋愛や結婚、そして結婚生活では、自分とは異なる「他人」と密接な関わりを持つので、どうしたって「感情」は発生します。
いくら好きな人でも、いくら価値観の合った相手でも、自分との違いを感じますし、その都度「感情」が発生します。
良い感情も、そして良いとは言えない感情も。
だから恋愛や結婚で「しあわせになりたい」と思うとき、自分の感情との向かい方は最大の課題となります。
特に「過去」や「負の感情」との向き合い方。
これは何も別れた相手に対する「過去の感情」だけに留まりません。
例えば結婚相手に対する結婚生活での感情も同様です。
よく女性は過去のことを持ち出して感情を爆発させることがあります。
過去にされたことへの怒り・憎しみ・恨みをその場で上手に処理できずに抱え込み、心の中でいつの間にか煮詰めて、突如、暴発させてしまう。
あとは売り言葉に買い言葉でケンカが勃発してしまったり…
こういうときも、心のスペースを意識する。
もし心にゆとりがないな…と感じたら、呼吸法で心を解放するようにしてみてください。
今回お話した「心を解放する」というイメージは、例えるなら、お部屋の整理整頓を定期的にしているほうが、気持ちもいいし、余計なものが増えずにすっきりするよね!みたいなもの。
心のスペースは常に保てるように、定期的に感情の整理もしておくと良いと思います。
もちろん恋愛や異性に対してだけでなく、仕事やその他のプライベートなどでも、「心のゆとり」が日頃から確保できているほうが、自分らしさや個性や魅力も発揮されやすいです。
何よりも心のゆとりこそ、素直な自分でいられる一番の秘訣です。
また今回お話した方法とは別に、こちらでは自分の感情を客観視する方法もまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね↓↓
「心」は常に身軽にしておいたほうが、その時々の気持ちに応じて、素直な自分を表現しやすくなりますし、
「心のゆとり」を持つと、大人の男女として、とても魅力的な印象に繋がります。
何よりも、自分自身の精神衛生を健やかに保つことができるので、些細なしあわせを実感しやすくなるはずです。
そして小さなしあわせに気付ける人ほど、より多くのしあわせを実感することができます。
その結果、周りに集まってくる人間関係やチャンスにも恵まれていくはずです。
これらの感情には、常にセットで「心のゆとり」を持ち合わせることを意識してみてくださいね。
心のゆとりさえ維持していれば、「負の感情」はそんなに悪いものではありませんし、
むしろ人としての深みにも繋がると思いますよ。
筋トレと同様、心も鍛えれば、あなたにとってとても頼もしい存在になってくれます。
ぜひ自分の感情から目をそらさずに「興味」を持ってあげてくださいね!
感情あってこその恋愛です。
あなたのしあわせを応援しています⭐︎
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☆どうしても忘れられない人がいる方へ、過去の記憶との向き合い方は、こちらをぜひ参考にしてください⇩⇩
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最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。
では、また別の記事でお会いしましょう☆
Be Happy〜☆
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☆恋愛依存傾向のある方は、こちらの7つの習慣をぜひお試しください↓↓
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【おまけ】
無料連載の①をご覧いただいた方はもうお気付きかと思いますが、前回は「旅行バック」に例えてお話をしました。
新しい旅にでるとき、旅行バックの中身がパンパンの状態では、良いご縁を見えかけても、あまりにバックが重くて、すぐにその場に駆けつけることはできません。
特にこの旅行バックに「過去の記憶」まで詰め込んでいたら、
例えるなら「現在」という日常生活の中で、常に大きな旅行バックをわざわざ持ち歩きながら、
しまいには新しい恋をするときでさえ、この大きな旅行バックの中からいろんな過去の情報を取り出して、恋してる状態です。
旅行バックには「現在」に必要なものだけで充分ですし、できればコンパクトな方が身動きが取りやすいですよね。
そして今回は「心のゆとり」というお話をしました。
どちらも同じことなんです。
「心」もそして「頭」も、常にコンパクトな状態で、そして「ゆとり」の部分を確保しながら恋をした方が、素直な自分らしさで相手と接することができます。
感情は理屈では処理できません。
理屈ではないからこそ、感情のマネジメント方法は人それぞれ異なります。
個々で「感情」の種類も大きさも異なりますからね。
だから最終的には自分の「取り扱い説明書」が必要になるんです。
『恋する連載①②』が、少しでもあなたのトリセツ作成のお役に立てていれば光栄です。
ぜひ次回の無料連載もお楽しみに☆
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