日本保守党が自民党の受け皿になる政党になるには?
日本保守党が自民党の受け皿になる政党になるには?
お疲れ様です。Atoyrです。
最近、作家の百田尚樹氏らが新党を結成したことが話題になっていますね?
「日本保守党」(以下保守党)と名付けたそうですね。早速 X(旧:Twitter)上では色々波紋を呼んでいます。TLを色々見てみましたが、案の定言い得て妙だという批判が多かったです。私は静観しているとツイートしましたが、(https://x.com/Atoyr_n/status/1701854319740690917?s=20)内心は色々物申したいですよ!
しかし・・・こうも思っています。
「日本には思想や言論に自由があるので、彼らの意見も尊重したい」・・・と。
そこで、敢えて私は保守党とそれを支持しようと思っている人たちに色々提案します。皆さん、一度冷静になって読んでいただきたいと思います。「自民党の受け皿になる大きな政党になるために」では参りましょう。
①参政党や日本第一党との違いを明らかにする
百田氏らは「保守」を名乗っているわけですが、右派系いわゆる「保守」を名乗っている政党は他にもあります。代表なのは、「参政党」と「日本第一党」です。現状だと「え?参政党と何が違うの?」と困惑している方が多いはずです。少なくとも私はそう思っています。そこで第一の提案は、他の右派政党との違いを明らかにし、さらに他政党の票を取り込めるような政策を掲げることだと思います。さらに、なぜ支持率が伸び悩んでいるのかを分析するといいでしょう。そうですね・・・。一つ思いつくとすれば・・・「参政党は陰謀論に傾倒しているが我々は現実を意識した政党にしていく」でしょうか・・・?
②立憲民主党や日本維新の会の票を取り込むような政策を掲げる
第二に、自民党の脅威になるような政党になるには最終的に「野党第一党」を目指すことだと思います。そうすると現状立憲民主党、また日本維新の会が野党第一党を目指して、政治運動を行っています。この2つの政党の支持票の特徴として、「自民党に対する批判票」が流れていると思います。さらに日本維新の会には「左翼政党には入れたくない」という票が流れていると思います。そこで保守党は「自民党に批判票を投じたいが左翼政党には入れたくない」という票を維新(と一部立憲票)から奪えるような政党になる必要があります。そうすると自ずと改革中道の政策を掲げる必要があるのですが、果たして・・・?
③安倍政権の功罪を分析する
第三に、保守党を支持しようと思っている人たちはほぼ全員「安倍政権を大いに評価している」と思います。なんなら「安倍万歳!!」といわんばかりに安倍元首相を評価していると思います。これは非常によろしくない。理由は「自民党の批判票を集めたいはずなのに自民党の政治家を過大評価している」という矛盾が生じているからです。自民党で評価できる点があれば自民党に入れればいいし、批判したいのであれば、立憲や維新など他政党に入れればいいのです。逆に全否定してしまうと立憲・共産党のようになってしまう。なので自民党を「是々非々」で評価すればいいんです。安倍政権の、菅政権の、岸田政権の、自民党のこの部分は評価しているが、この部分が弱い。なので我が政党は自民党の某悪い部分を変えていきます!という政策を掲げてさらに立憲や維新を超える政策を掲げれば、自民党批判票なんて用意に獲得できると思います。
最後に、支持者を増やす一番大事なこと
百田氏らが立ち上げた、「日本保守党」の今後が気になるところですが、私はこの政党も他と同じ・・・
①日本の國體・皇室をどのように考えているか?
②財政・金融政策をどのように考えているか?
③外交・安全保障をどのように考えているか?
この基準で判断していきたいと思います。しかし、どんなに上3つの考えが良くても・・・
陰謀論に傾倒しているようでは話になりません。100%アウトです。
上3つは修正していくことができます。でも陰謀論は一度はまると修正が難しいし、最悪の場合人の命を脅かします。
なので、日本保守党が一番始めにやらなければいけないことは・・・
「過去に唱えた陰謀論を修正する」
ことではないかと思います。
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