「高市氏が敗北した理由を良識な人たちだけ集めて総括したい」という話
こんにちは。久しぶりのNoteです。表題というか、今回の総裁選を通じて思ったことを全て話したいと思います。
1:私が総裁選で重要視してた点
まず始めに、今回の総裁選で重要視してた部分を話します。基本的には以下の3つです。↓
①日本の國體・皇室をどのように考えているか?
②財政・金融政策をどのように考えているか?
③外交・安全保障をどのように考えているか?
さらに加えて今回、
・若手中心の政治
・規制改革を主に進めてほしい
を求めていました。そうすると、私の中でベストは小林氏か小泉氏でした。(両氏には今後の活躍に期待したいと思います。)
2:今回の総裁選、石破氏以外なら誰でもよかった
表題の通りです。「一番総裁になったらやばいかもな・・・」と思っていたのは石破氏です。それ以外なら誰でもよかった。あえていうなら、第二希望は林氏、茂木氏、加藤氏でした。増税ゼロを掲げたり、一つ一つの政策を丁寧に的確に説明した姿勢がとても評価でき、安心することができたからです。上川氏は我が生まれ故郷「静岡」の議員さんということもあって影で応援していました。もちろん高市氏でもよかった。ですが、彼女には色々懸念点が多かったのは事実です。
3:高市氏に対して懸念していたこと
ここからが本題ですが、私が高市氏に対して懸念していたことが大きく3つあります。
①インフレを多少容認しているMMT寄りの経済政策
②実務経験皆無の外交
③「高市一択」を掲げるカルト化した支持者の対応
これら3つを今日まで懸念していたので、決選投票で石破氏VS高市氏になった時、次回の総選挙で自民党に入れようか迷ってしまい、複雑な感情で総裁選を見守っていました。結果、石破氏が当選したわけですが、議員票が石破氏に流れてしまった原因は確実に③だったと思います。皆さん、前回21年の時もそうでしたが、支持者の煽りに引いていませんでしたか?私ははっきり言います「超絶今までにないくらいドン引きしていました」
(時折デマを利用して)他の候補者を貶める発言を繰り返ししてみたり、「高市さんが負けたら自民党に入れない」と唱えてみたり、私はとてもうんざりしていました。感情論で高市氏のことが嫌いになってしまうくらいに・・・。恐らく私と同じ思いを自民党の議員さん方も持っていたと思います。今SNSが発達して、今まで以上に政権批判や誹謗中傷がちゃんと政治家に伝わることが分かっていない人が多い。「石破に入れた奴を許さない」とか抜かしている人たちに言います。
「(高市氏は)勝てたはずなのに、それを妨害したのは支持していたあなたたちです!!」
4:実は逆張りしようと思っています。
言いたいことは言ったので、ここからは余談として聞いて下さい。実は私、物心ついた時から時代に逆行するタイプで、「流行に乗る」というのが嫌いでした。なので、もし高市氏が勝った場合、「皆自民党に票を入れるだろう・・・」という理由で、私は入れなかったかもしれません。(批判票も必要だというのが正当な理由ですが・・・)
そして石破氏が勝利した今、「誰も入れなさそうだから、入れてもいいかもな」という思いがあったりします。もう一つ思っていることがあって、自民党は我々が思っている以上に優秀な議員さんがいるということです。なのでその人たちを応援するという意味で自民党に票を入れるというのは、意外と大切なことかもしれません。「石破が駄目だから自民党は駄目だ」と決めつけるのは早計ではないでしょうか?いずれにしても、一度皆さん冷静になりましょう。こんなことで日本は終わりません。本当に石破氏が駄目なら、党内で乱が確実に起きます。
最後に岸田首相、3年間ご苦労様でした。私はなんだかんだ岸田政権を支持していたので、できればもう一期続けて欲しかったです。退任後はどうかご自愛ください。そして自民党を影で支えてください。
石破氏がどんな舵取りをするのか、見せてもらいましょうか・・・。とりあえずは閣僚人事を楽しみにします。
(実は高市氏が勝って、日本保守党の存在意義を無くして欲しかったというのはまた別の話・・・)
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