星野陸也にインタビュー
DPワールドツアー、コマーシャルバンクカタールマスターズに優勝した星野陸也。
今週ケニアオープン前に、先日の優勝やこれまでのことについてインタビューに答えています。
Q.初勝利に対して、どのような反応がありましたか。そしてお祝いをしたのですか。
A.日本にいる家族、友人、プロ仲間そしてファンが優勝を喜んでいます。現在日本に帰国していないのでお祝いはしていないのですが、年末帰国したらするつもりです。カタールでキャディと祝杯をあげています。
Q.日本人として青木功、松山英樹、そして久常涼選手に次ぐ4人目の優勝者になりました。この人達に足並みを揃えたことに関してどう思いますか。
A.青木さん、松山さん、そして久常に続いたことを光栄に思います。これからも頑張って、もっと結果を出して名を残したいです。
Q.川村(昌弘)選手はあなたの優勝を真っ先に祝福してくれました。川村選手はどのような存在ですか。
A.川村さんは長年DPワールドツアーに出場し、とても心強い存在です。外国にいても一緒にトレーニングや練習ラウンド、そして食事をするなどをして成長し、理解を深め合っています。
Q.ツアーを転戦して世界を回ることに対し、何が楽しいですか。
A.私は世界を飛び回ることが大好きです。世界各国のトーナメントに出場し、その土地を観光し、いろいろな文化に触れあっていくことで勉強にもなります。
昨年27歳の誕生日を迎えた日がちょうどベルギーオープンの最終日でした。そこで最終ホールのスタンドにいるギャラリーからバースデイソングを歌ってくれたことが印象に残っています。
Q.現在世界ランク75位です。もう少し頑張れば、まだメジャーで出場していないマスターズの出場権を得ることができます。マスターズに出場する意味を教えてください。
A.マスターズ出場は私にとって大事な目標です。テレビで見ていた試合であり、松山さんが優勝した試合でもあるのでいつかは出場したいとずっと憧れ続けていました。
Q.今年はオリンピックイヤーです。前回のオリンピック代表でもありましたが、今回もオリンピック代表に選ばれたいですか。
A.再び日本代表に選ばれたいです。前回出場した経験を生かし、パリオリンピックに出場したいです。
Q.今シーズン、オーストラリアでの開幕2連戦でともに2位になりました。好調の要因を教えてください。
A.昨シーズンはゴルフ全体がバラバラで苦労しました。そこで正面から向き合い一からショットやパットを見直して練習し、それを1年かけて取り組みました。
ようやく今シーズンの序盤でこれまでやってきたことが実を結び、気持ちが楽になって試合に臨めるようになりました。
特にISPSHANDAオーストラリアオープンではプレーオフに負けて2位になり、悔しい思いもしましたがDPワールドツアーでも優勝できると自分に自信が持てるようになりました。
Q.昨シーズン久常涼はDPワールドツアーで優勝、そしてランク上位でPGAツアーカードを獲得しました。今シーズン達成したいですか。
A.久常の優勝はモチベーションを上げる材料になりました。PGAツアーで戦うことは私にとっての目標の一つなので、それを糧に頑張っています。
Q.昨年は2日間でコースを去る結果となりました。このコースでの対策は考えていますか。
A.標高が高いところにありしかも幅が狭いコースなので、ティーショットの出来が重要になると考えています。
Q.昨年DPワールドツアーに出場し、重要だと思ったことは何ですか。
A.各国のコースに対応できる適応力、忍耐力、文化を受け入れること、そしていろいろなショットのバリエーションです。
Q.日本と外国のプレーしている違いを教えてください。
A.DPワールドツアーを開催するコースのセッティングが日本に比べて難しいこと、風やコースコンディション、バンカーに対し高い適用力が求められる点です。
Q.憧れの選手、そしてその理由を教えてください。
A.タイガー・ウッズです。
スタイリッシュでファンに強烈な印象を与える点です。マスターズでの優勝が印象に残っています。
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