世界のゴルフ動向 その5
1.AT&Tペブルビーチプロアマ、月曜決着なるか
PGAツアー、AT&Tペブルビーチプロアマ最終日が現地2月4日(日)に開催される予定でしたが、暴風雨により競技が順延され、5日(月)に最終日が行われることになりました。
ただ月曜も強風で天候が雨という予報が出ているので、コースコンディションの整備に時間がかかるということになれば、月曜決着も難しいといったことになりそうです。
試合はウィンダム・クラークが17アンダーで単独首位、1打差でルドビック・オーベアが追いかけるといった展開で3日目を終了しています。
(追記)
天候回復が見込めないため、54Hの短縮競技に決定しました。
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2.LIVゴルフ・マヤコバ、個人・団体とも劇的な優勝
LIVゴルフ2024シーズン第1戦、メキシコ・マヤコバ大会が行われ、個人戦ではホアキン・ニーマン(トルクGC)がセルヒオ・ガルシア(ファイアーボールGC)との4Hにも及ぶプレーオフの末優勝。
賞金400万ドルを獲得しました。
また団体戦は、ジョン・ラーム率いるレギオンXIIIが逆転でデビュー戦初優勝、賞金300万ドルを獲得しました。
〇初日のビックスコアから一転した、ニーマンの2日間
初日Par71のコースで12アンダー59をマーク、昨年デシャンポーが記録した58に次ぎ、LIVゴルフでスコア50代を記録したニーマン。
2日目は一転してスコアの伸び悩みと共に、最終日スタート前に13H(Par5)でハザード後のドロップを誤った処置をしたため2打罰が加えられ真鍮穏やかではない状況からのスタートとなりました。
ガルシア、ラーム、スミス、ケブカ、ジョンソンなどの猛追もあり、3ラウンド終了時では12アンダーでガルシアに並ばれ、シーズン開幕戦からプレーオフになりました。
18H(Par4)を繰り返して行われたプレーオフ、なかなか決着がつかず日が落ちて、電光掲示板やスタンドの明かりが頼りになってきている中、4回目でニーマンがバーディーを奪い、およそ1時間にも及ぶ勝負にけりをつけました。
〇レギオンXIII、いきなり高額賞金ゲット
昨年鳴り物入りでLIVゴルフに移籍したラーム、開幕直前で移籍を表明したハットン、プロモーションで勝ち上がってきたビンセント、そしてアマチュアでも名を馳せたスラットの4選手による13番目の新チーム・レギオンXIIIがいきなり団体戦で優勝しました。
ラームが2日間キーマンになっていたのを3日目、ハットンとスラットが好スコアをマークしたのが大きく、トータル24アンダーで2位クラッシャーズに4打差をつけ、幸先のいいスタートとなりました。
団体戦の優勝は300万ドル与えられるので、1人頭75万ドルが与えられます。それに個人戦で獲得した賞金も加えられます。
特にプロ転向即1試合で高額賞金を獲得したスラットは、おいしい開幕戦になったことでしょう。
次戦は翌週、ラスベガスで開催されます。