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[就活]自己分析していて分かったこと

前回、就活記録を書き連ねたので
今回は自分が当時行った自己分析について書き出してみます。
結局自分にとって、自己分析ってなんだったんだろうっていう話です。

就活全体の話が聞きたい方はこちらのnoteでどうぞ。

自己分析とは何か?

自己分析すればするほど自己分析ってなんだろう、と深みにはまっていったのですが、最終的にこの2つに落ち着きました。

  1. 自分がどういう人であるかを相手に伝えるために、改めて自分について知ること。

  2. 自分が社会人として働いてお金を稼いでいくうえで、何がしたいのか、大切なものは何か、譲れない条件は何かを知ること。

実際に就活支援サービスなどでも同等のことが書かれていましたね。

ただおかしなことに自己分析し始めるとこの原点が見えなくなっていくのです。それではいけなかった。結局分かったのはこの2つです。ではこの2点について話していきましょう。

1. 自分がどういう人であるかを相手に伝えるために、改めて自分について知ること

まず企業側の方たちが「どのような人を採用したいのか?」と考えたときに私は「誰よりもできる人間」ではなく、「一緒に働きたいと思える人間」だろうと考えたんですね。

では「一緒に働きたいと思える人間」は誰か?

  • 倫理的価値観を持っている人

  • できるだけ長く働いてくれる人

  • 自分の会社に性格的に合っている人

  • 求める専門性を持っている人

おそらくこのような人たちではないでしょうか。
これらの基準でそれぞれの就活生を判断しているのではないか、と判断しまして、では自分のありのままを分析して、若干不都合な点はカーテンをかけつつさらけ出すのが正解である。と考えました。

ここまで分かってしまえばあとは簡単です。

自分はどういう性格なのか?
どういう専門性をもっているのか?
どのような経験をもっているのか?
自分の強みは何か?

これらを分析していくのです。
とはいえど、性格などは周囲の方たちに聞きまわりました。友人、恋人、家族、先輩後輩、先生など。
性格は個性なので他人を通して見えてくるものです。自分一人では分かりませんでした。

一方、専門性、経験、強みはほとんど一人で考えました。というのも、これらの要素は自分だけのものであって他人と比較するものではないからです。もちろん他人と比較して、絶対的に勝てるものがあるのならばそれを書けばいいと思うのですが、世の中には上には上がいます。他人と比較した程度ではブレないような自分にとっての推しポイントを書いていきました。性格診断もしましたね。

2. 自分が働いていくうえで、何がしたいのか、譲れない条件は何かを知ること。

いわゆる就活の軸です。
「何がしたいのか」と考えると「楽して稼いで悠々自適に暮らしたい」というのが頭を巡るので、きちんと自分が仕事をしてお金を稼ぐにあたって「これだけは譲れない、というものはあるだろうか?」と考えました。

といってもすぐには思いつかないので、その時々に「あ、これは大事だわ」と浮かんだことをノートに書き連ねて、時間がたったらまとめて優先順位を決めていく、という形ですね。

その結果、私の場合は
「今の身体を壊しかねない生活をずっと続けていけるわけがない。
仕事内容には多少妥協できるから就職するなら絶対ホワイトな企業がいい
自分は残業してでも仕事しそうだからストップかけてくれる企業がいい」

「博士まで来てしまったけれど、私も家庭をつくって子供を産む人生も歩んでいきたい。その場合お金もいるし、子供を産むことによって会社を辞めたくない。キャリアを諦めずに仕事しつづけたい女性の産休育休が当たり前に取れる会社が良いし、産休育休によって不平不満が出る会社もよろしくない。男性も育休普通に取っている会社がいい」

「人づきあいの面倒さから田舎はできれば避けたい

といった思いから条件を整理して
就活の軸・譲れない条件はこのようになりました。

  1. 残業の少なさ

  2. 収入

  3. 女性男性の産休・育休取得率と職場復帰率

  4. 場所

こう見ると結構当たり前の条件のような気もするのですが
数社比較してみると意外と差が出てきました。

一度軸を決めてしまえばこれに沿って会社を選択し、
志望理由もその通りに書けばいい・言えばいいので結構ラクです。

就活生がきちんと自分の軸に合致している企業を受けている場合、
内定辞退もしにくい、と企業側に判断されているらしく
けしてウケも悪くないのですよね。


この2点がまとまる前後でESの書き進み速度が倍以上に変化したので
本当に"自己分析"というものを理解してから
分析を早く行っておくべきだと思いました。

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