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Duolingo英語テストで7回エラー返された話

こんにちは、花鶏です。
最近オンラインで受けられるDuolingo English Testの点数を求められる機会があり、頑張って受けました。これほど追い詰められたのは大学受験以来でしょうか。よろしければお付き合いください。

Duolingo English Testとは

Duolingoと聞いて英語アプリを思い浮かぶ方がいらっしゃるかもしれませんが、そのDuolingoの会社が作った英語テストです。必要なのは自分のPCのみ、365日いつでも自宅で約1時間で受けることができて2日以内に採点されて返ってくる。1回につき受験料約5000円(49USドル)という手軽さから、COVID-19が蔓延した世の中において爆発的に人気度をあげました。

このテストで判定されるのはReading, Speaking, Writing, Listeningの4つ。いずれも全てということで、扱いとしてはTOEFLやIELTS、CEFRと同等とされています。点数換算表もDuolingo English TestのHPに記載されています。実際のテストの内容はというと中々今までに見たことのないパターンかと思います。語彙力を試す問題で単語が並べられてどれが実在する単語かを選択したり、英文が並べられて単語の穴埋めをしたり・・・などなど、慣れないと少し戸惑ってしまう問題が多いかもしれません。気になる方は無料でテストが体験できますよ。

Duolingoにはオンラインで受けられるからこその徹底的な不正排除仕様があります。これがなかなかの曲者。

タイトル通り、私2か月間で8回ほど受検したのですがうち7回が全てエラーで返ってきまして。エラーになるとテストが認定されず、点数が出ないわけです。

これまでに経験したエラー原因


➀カーソルがウインドウから離れた

Duolinogoでは不正禁止のためにDuolingo画面の外にカーソルを3回出してしまうと試験が中止になります。

私の場合は画面外に離したつもりはなかったのですがこのエラーを2回経験しました。この現象、かなり判定が厳しいです。

対処法:基本的にウインドウの中の出題部分の枠からカーソルを出さない。マウスを大振りに意味もなく動かしてしまう癖のある方はそもそもマウスを使わない方が吉。

②録音に技術的なエラー
WiFiかPCかいずれが調子悪かったのかわかりませんが
録音がうまく行われない、リスニングセクションで音声がまったく聞こえない、リピートボタンも押せない、というテストが一度ありました。

対処法:試験前に一度PCの再起動をする。

③受検した場所で、あなたは常に一人ではなかった
下宿で受検したので一人のはずなのですがこのエラーが出ました。このときにはエラーが出すぎて緊張感も薄れていたため、おそらくぽつぽつとつぶやいていた独り言が別の人の存在として認識されたのだと思います。

対処法:通常のテスト同様に、独り言は喋らない

④テスト中、あなたの耳がカメラに写っていない時があった
これまでと同様に受けていたのですが、特に耳を何かで覆っているわけでもなくこのエラーが出ました。髪で隠れても駄目らしいです。判定が謎

対処法:髪をくくる。

⑤スピーキングセクションの間ほとんど話さなかった
おそらくDuolingo English Testでスコアが認定されずに苦しむ人のほとんどがこれが原因ではないかと疑ってもいいほどに私は何度もこのエラーに苦しみました。

このセクションでは基本的に指定された時間内、話し続ける必要があります話をやめてはならないのです。

そうはいっても私、本当にスピーキングが苦手中の苦手で。
日本語でも質問に対して答えがまとまらないまま回答し始めるのも苦手なのに英語でなんてそれはもう話にならないという。

色々とどうにかならないかとあがいて分かったことは、「あー」「うー」などといった文章にならない言葉は時間換算されなさそうです。うまく答えられずに問題とは論点をずらして話しても大丈夫そうですが、ある程度きちんとした文章になっていなければならないようです。

対処法:受検前にスピーキング力を必死で上げる
と、いってもそんな短期間で無理ですよね。しかしどうにも一番の近道は本当にスピーキング力を上げるしかない、という結論です。


短期間で(エラーにならない程度に誤魔化せるくらいに)スピーキング力を上げる方法

(1)スピーチの組み立て方を知る
Duolingoは優しい質問形式なので、基本的には、
--------------
➀これから何について話すのか
②質問の答え1
③②の理由
④質問の答え2
⑤④の理由
⑥結論
--------------
のような形式で一文ずつ対応させて話していけば時間内話し続けられます。

(2)自分について話せることを英文として作って練習しておく
Duolingoはもちろん質問文は毎回変わりますが、初心者向けの質問文はどうやら自身の経験にまつわることを聞かれることが多い気がします。

英文に記せずして、その以前に日本文にも記せずしてスピーキングセクションで回答することができましょうか、いや、できませんね。
というわけで、質問対策みたいに自身の経験について聞かれたらこの話題を出す、その話題についての英単語も調べておく、あわよくば英文として作って練習しておく・・・くらいはやりましょう。私は何種類かやりました。

(3)何も分からないときのための文章を作っておく
最低最悪の事態。それは質問文がさっぱり理解できないときです。
質問文の英単語が理解できない、質問文が何も聞き取れなかった、などなど、まあ、そもそも質問が理解できずに回答しようがない事態があるのです。そのときは、場をごまかすための英文をあらかじめ考えておきましょう。分からないなら分からないなりに「質問文が理解できなかった、聞き取れなかった」と言うことはできると思います。答えにくくて回答し始めるのが遅くなったら「答えるのが難しい問題ですね」とも言うことはできます。Duolingoでは話題をずらして回答する、という行為も許されてはいるのでとにかく何でもいいので喋り続けられるための英文を頭に叩き込んでおきましょう

(4)英文を即形成するための練習をする
日本語での文章が思いついても英文にすぐさま変換できない。そんな方には「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」がおすすめです。

短い中学英語の基本文法を即、英文に変換するためのトレーニングをやりましょう。結局基礎の構築が大事なようです。知人に教えられたので「まあ、2000円だし」と騙されたと思って試してみましたが、なかなか短期間でも身になりました。売れ筋商品なので本屋に行けば出会えると思います。

(5)練習あるのみ
他が完璧だというのならばもうあとは経験値不足によるものです。英語の質問に制限時間内に英語で返せる経験をとにかく積みましょう
私は英語アプリのiBTimerなどを用いて練習しました。


まとめ

これだけエラー出し続けた私でも最終的にスコアを得ているので勉強は決して努力を裏切りません。

それはそうとしてDuolingo English Testのスピーキングセクション、喋れない初心者は帰れという仕組みさすがにどうにかなりませんかね。

以上、もし私と同様にDuolingoテストのエラーに悩んだ方へ送る文章でした。

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