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#14.「変人」とは「一味違う」という誉め言葉
毎週通っているパーソナルジムで、トレーナーさんのお話が本当に楽しくて、いつも私は笑ってしまう。
何が面白いかって、ネガティブな状況もすべてネタにしてしまおう!精神の持ち主で、だから話を聞いていると「え!?マジですか?」「なんですか?それ?」みたいな反応をしてしまう。
そのトレーナーさんは、いつの明るく元気で、ニコニコしていて、気持ちのいい対応だし、話も面白いので、トレーニング目的ではあるがトレーナーさんとの会話でエネルギーをもらってくる時間にもなっている。
今日はトレーニング開始するや否や、「マッスルばーに行ってきたんですよ!」と話し始めるトレーナーさん。
以前、「マッスルバーからスカウトされたが断った」とは聞いていたのだが、今回は「話だけでも」と言われたので「それならいいか」と思って行ったとのこと。
【マッスルバーとは】
マッスルバー(マッチョバー)は、筋肉をテーマにしたコンセプトバーのこと。筋骨隆々のスタッフが迎えてくれるのが特徴で、お酒やプロテインなどの飲み物も豊富に用意されていて、分かりやすく言えばメイド喫茶の筋肉バージョン。
【特徴】
・筋骨隆々のスタッフが迎えてくれる
・熱気に包まれた店内
・お姫様抱っこなどのパフォーマンスがある
・店内にはトレーニングマシーンが設置されている
・筋トレ中や減量中の人にも利用できる
・スタッフからアドバイスをもらったり、店内で筋トレを行ったりできる
など
お店に入ると、(やはり)カウンターに筋肉隆々の長髪の男性がいて、
「君が○○君?ちょっと上の服脱いでもらえる?」と突如言われたそう。
もう既にそこは面接の場になっていたらしく、筋肉の状態を確認された後すぐに「いつから来れる?」と、即採用という急展開。笑
「話だけだと聞いていた」と伝えたにもかかわらず、質問攻めにあい、気付けばニックネームと店舗スタッフとしてのプロフィール作成までされていたらしい。(マジか笑)
その日は帰宅できたそうだが、後日店長から連絡が来て(面接した人とは別の人)「3連休で人が足りないから、裏方で良いから来て手伝ってくれないか?」と言われ、それならと引き受けバーに行ったトレーナーさん。
すぐさま「席に座ってくれる?」と指示され、女性客が6名くらいいるテーブルに着席!
そのまま接客することになったのだと言っていた。(←思いっきり騙されてる!笑)
そして、「こんなことやってきたんですよ~」とサービス提供した内容も教えてくれた。
そこからのトレーナーさんの言った言葉のすごいこと!
「精神的にかなりきつかったんですよ~!常に体を見られてるんで、ずっと体中に力を入れてたんです。おかげで今、全身筋肉痛です!」
「4時間も腹筋に力入れていたから、力抜いた瞬間に激痛で!でも、そうやってずっと力入れてるだけで、筋肉が使われるんだってわかりました!」
「今日ここに来たら(パーソナルジム)、ホームって感じがしてめっちゃホッとしました!」(←めっちゃ疲弊してたんじゃん!笑)
「そして今日、新規のお客さんがきたんです。ここのお客さんの紹介のご夫婦だったんですが、“イチャつくから”て言われていて。
そうしたらなかなか最初話聞いてもらえなかったんですよね~。
でも、マッスルバーのお客さんよりちゃんと話が通じるから、全然良かったです!最後は二人とも僕の話聞いてくれていたし!」
(※マッスルバーのお客さんは、お酒が入っているためという意味)
もうとにかく、捉え方がポジティブ!!!
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でも、そうやって自然と思考を切り替える事ができるって、すごいことだと思う!
逆に、悩みやすい・疲れやすい人は、
「はぁ、何でこんなことしなきゃないんだ」
「断れない自分、本当にダメだな…」
「マジで疲れた、あの店最悪!」
みたいな、負のワードばかりで脳内が埋め尽くされがち。
(ちなみに過去の私はそうだった)
でも、ポジティブに切り替えてしまえば、人に笑って話せる!
そして、気持ちも沈まない!=自ら負のループを断ち切れる!
ナイス!
ただ、そんなトレーナーさんもたまに繊細な一面を見せるので、いつもいつも元気でポジティブという訳ではないのも知っている。
そんな時は、私がポジティブな言葉を贈る。(但しその言葉が必要だと思った時だけにしている)
するとトレーナーさんは決まって、
「そうですよね!そういう考え方もありますね!」
「物事捉え方次第ですね!」
「楽しく生きないと!」
そうやって、ニコッと笑う。
トレーナーさんは22歳なんだけど「人間が出来ている」いつもそう思う。
そして、彼の周りには“ユニークな人が多い”のも特徴。
「そう人を選んで、仲良くなっている」と言っていた。
※そういう人=「何かに一生懸命」「人生に目的がある」達だと。
また、彼自身「僕、変な人らしいです。父にそう言われた。」と言っていた。ちょっと凹み気味で。
余談だが、私は自分が「変わっている」と言われることが嬉しくて仕方ない。
「変わっている=一味違う」という誉め言葉だと私は思っているから。
そんな人たちと一緒にいると、ものすごくワクワクしたり、思いっきり笑えたり、時に励まし励まされるようなこともある。
だから私は、「その方が面白い人に囲まれて、楽しい人生になりますよ!」と彼に言っていた。
自分の周りにどんな人が多いのかで、自分がどんな生き方をしているのかが大体わかる。
だったら、こんな人になりたい!と思える人達に囲まれていたいから、私はそっちを選択する!
私の言葉を聞いて、彼は「そうですよね!」とまた笑っていた。
突き進め!「変人モード全開で!」
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