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ビックマックと学生

どうも。ATORASです。学生やらせてもらってます。趣味は剣道。毎日片道2時間を通学に使っているので、合計四時間を溝に捨てています。まあ楽しいなら大丈夫、いや幸せならOKです。
noteって最初は自己紹介をしたほうが良いらしいので、まあ何に限っても自己紹介は大事ですが…
簡単にスペックを乗せときます。
性別…MAN
年齢…10~60の間
身長…175ちょい
体重…49(Kg)
主に小説をつらつらと書く一般人学生。
書いていてそんなに需要ないことに気づいた瞬間が一番恥ずかしいことに気が付きましたね。
まあざっとこんな感じ。めちゃくちゃ平凡な学生なんで、それでも好きだと思ってくれたあなた。
あなたを大事にします。私は。
そろそろ気になる「ビックマックと学生」というタイトルですが、私一目見てわかるほどの瘦せ体系なんですよ。
いやいや!自慢じゃないんです。ほんとに。これは同じ境遇の方にしか伝わらないと思うんですが、瘦せすぎてると一番自分が心配になります。風呂入ってるときとか肋骨が透けて見えると自分が怖くなるんですよね。
だから私の目的は「太る」ことなんですよ。
前置きが長くなりました。喋りたいことは億千万あるんですが、せっかくですし私の生活を見て行ってもらえれば嬉しいです。

私のルーティーン、それは缶コーヒーを開けてから始まる。
いつも通り何ら変わらない「平凡な」日々にお別れを告げる。
正直味は好みじゃない。
焙煎された豆の苦味が喉を刺す。
コーヒーをちまちま飲むのは嫌いだ。風味が口の中に残り続けてしまう。
車通りの少ない路地裏。響くのは足音とコーヒーにむせる音だけだった。

日も暮れ、ぼちぼち街頭が光を灯す。
制服にコートを一枚羽織った学生は、今日も「M」へと足を運ぶのだった。

今日は珍しくシフトが空いていた。
いつもなら「提供する」側である自分にとって、「注文する」というのは感慨深いものだ。
路地裏から大通りへと出ると、まもなく「それ」は顔を出す。
大通りを飾り、「ここは俺の大通りだ!」と言わんばかりの堂々たる風格は、もう通い慣れた場所であった。

入店音をかき消すほどの店内の騒音。この賑やかさをプラスにとる事が、バイトとしての日々の訓練である。
「うるさっ…」
バイトに入って1年も終えようとしているが、こればかりは克服できなかった。

比較的空いていた時間帯に来たので、注文するのは容易い。
だが、それでは面白くない。
コートの上にマフラー。それに黒メガネのトッピング付き。
何度か声をチューニングし、声をあからさまに低くし、のっそりのっそりと注文しに行く。
「注文お決まりでしたらどうぞ!」
張りのある声で接客している、一つ上の先輩。同じ性別として尊敬している。
「あ‘‘~。じゃあ‘‘…ビック‘‘マ‘‘ック‘‘…一つ。」
「ビックマック一つ!」
「サイドはいかがなさいますか?」
「え‘‘っと‘‘…サ‘‘ラ‘‘ダで…」
「あ”…あ”と”…」
「ス”マ”イ”ル”…ブッw」
「あ!お前山神じゃねえか!」
「ばれました?結構上手くいったんですけどねえ…」
「ふざけんな!wお前シフト変わってやったのに…」
他愛のない、こんな日々も「平凡」だろうか?
結局手元にはビックマックが一つ。
それ以外は注文扱いにならなかったらしい。スマイルだけは付いてきたが。
今日のビックマックは美味しかった。
味覚で表現できない、青い味が舌を刺激した。

午後八時…電車に乗る
なんだかいつもの日々に戻った感じが否めない。
生憎、終着駅が帰路なもので、これが長いこと長いこと。
電車はまるでゆりかごのように心地よく体を揺らして止まない。
うとうとし、遂に夢に入る。
その刹那見慣れた顔の接近に気づく。
「おーい!いたいた!山神!」

まだまだ夜は明けなそうだ

いかがでしたでしょうか。
学生の頃はこんなものなんですかね?良ければ見ていただいた方のエピソードを聞いてみたいです。
全く才能ありませんが、それでも愛してくれるそこのあなた!
貴方が大好きです!
良ければ応援や書いてほしい小説など言っていただけるとモチベーションが上がります。
それではこれにて失礼いたしいます。
ー終幕ー





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