痒いとはつまり何なのか
私が行き着いた結論はこれです。痒いとは気持ちいい。正確にはかくと気持ちいい、ですが。
皮膚炎がヒドくなってくると決まって考えることがありました。なんで痒くなってしまうのか、なんでかいてしまうのか。
不思議な事にある程度落ち着いている時には考えないんですよね。というか気にならなくなるというか・・・皮膚炎って他の疾患に比べて、落ち着いてきた時にはケロっと忘れがちになるような・・・忘れたくもなりますが。
さて、なぜかくことをやめられないのか、それはかくと気持ちいいからと言いました。一体かくと何が起きているのか、そもそもかくとは何なのか・・・
かく、という事は、皮膚に刺激を与えることだと考えました。刺激にはレベルがあり、低レベルの刺激は気持ちいい、しかし、皮膚炎の場所に刺激を与えると・・・そりゃ悪くなりますよね。
気持ちいいレベルを越えたかく刺激はすぐに痛いレベルに移行します、するのですが・・・さらに次のレベル、感覚が麻痺してきてまた、気持ちいいレベルに移行してしまうのです。ここまでくると、血まみれになりながらかいてる状態です。
なぜ痒くなるのか、そこに関しては体の正常な反応だと考えます。皮膚になんらかの異常がある、体はそれを本人に教えているのだと。
理由はともあれ、かくと気持ちいいのですから、そりゃやめられるわけないのです。顔や首のように日常生活の中で目立つ部分はともかくとして、体幹や足首のように普段目立たない場所はかきまくってしまうのが私ですが・・・
そして、私が出したかくことをやめるための対策。それは・・・そもそも痒くさせない事。私のかゆくさせない方法についても別途書いていきます。