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テレビ営業とは?(スポット営業編)

テレビ局に入って感じたギャップやしきたりについて今まで話してきたが、ここからはテレビ局の営業とは具体的にどのようなことをしているのか説明したい🧓

ずばりこの3つを営業している!

その1:スポットCM営業

「スポットCM」とは特定期間の中で流すCMの事をいう。例えを出すと「●日〜●日まで楽天セール実施中」やクリスマスの時期にケンタッキーのCMが流れることをイメージして貰えばわかりやすいと思う👍

スポットCMの発注の仕方は、コスト(*GRP)発注掛け率発注の2つがある。

分かりやすく言うとコスト(GRP)発注とは各スポンサーごとに視聴率1%=いくらと決め、何%分の視聴率を買うといったものです。なので視聴率はとても大事なのである。

(*GRPとは視聴率の総合計%であるGross Rating Pointの略である)

例えば1GRP=3,000円で、19時からの番組で日テレは10%、TBSが6%の世帯視聴を獲得したとすると、日テレは30,000円、TBSは18,000円となり同じ枠量なのに価格が全然変わってくるのだ😭

また最近は地上波ではあまりないが、掛け率発注とはCM1本あたりいくらと値段を決めて発注する方法である。(ちなみにBS局は全てこの掛け率発注である)

このように2つの発注方法がある。
発注方法が異なれどスポンサーとしては自社の商品のターゲットに合わせて、テレビ局を選定している。例えばテレビの中でも若者が見ているであろう日テレを選ぼう!など

ただ他のテレビ局としては他のテレビ局にスポンサーの予算を持っていかれないように、接待🍺(会食、ゴルフ🏌️‍♂️、麻雀🀄️など)をして関係値を構築したり、サービスをつけたりして営業をしているのである💪そしてなんとか予算を引っ張ってくるのが営業の仕事である!

また皆さんご存知の通りテレビでは日々いろんなキャンペーンをスポンサーが実施しているため、テレビ営業マンは毎日のように広告会社やスポンサーの元に足を運び情報収集をし、夜は接待をしたり、提案書を作ったりしているのである!またスポットシェアは毎月各局ごとに出るので営業マンの心は休めないのである。。

とくに地方に行けば行くほど社員の数も少ないので、スポンサーの担当数も多くなり、1人の作業量が多くなるのである😭

ちなみにできるテレビ営業マンは広告会社とスポンサーのキーマンを把握し、その人たちに可愛がられている。また社内外問わず人事情報などに精通している。
もちろん安売りをせず、より高く自社の枠を売れる営業マンが一流である💁‍♂️

このようにテレビ営業マンは昼も夜も全力で頑張っているのである😤

テレビ局への中途採用の方法は有料記事でご確認ください✨✨

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