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昔最高に好きだったあんたへ
きっとあなたには届かないでしょうが。
最近こんな体たらくな僕にも変化がありました。
恋人ができました。
僕は完全に今浮かれきっている状態で、客観的に見ても僕はかなり調子に乗っていると思います。
そんな自分が僕は嫌いです。
なぜなら今後何があるか分からないのにこんなに地に足がついていない完全に浮かれきってしまっていることが後々後悔することになるかもしれない、ということを全く考えていないからです。
こんなに調子に乗っていたら後々後悔するということを教えてくれたのはあなたです。
本当に最低なあなたから僕はそんなことを教えてもらいました。
唯一中学時代から連絡を取り合っている友人からも
「付き合いたてなんだから浮かれてもいいじゃないか」
と言われたけれど、元々心配性の僕からすれば頭の片隅には置いておきたい心配事項で。
でも、普通はそんなことを考えないことが、そんなことを思ってしまうことがおかしいことくらい僕にもなんとなくわかっていて。
もっと最悪なことがあなたがいなければ僕はきっと彼女と付き合っていなかったかもしれないことです。
人をこんなにも愛しく思う気持ち、意図してなくても彼女のことを想うだけ口角が上がってしまうこと、人の温もりを感じたいと欲が出てしまうこと、2人でいることの幸せ、そして人を好きになるということ。
あなたのことを忘れたいのにどうしてもあなたのことを思い出してしまうことがたまにあります。
別にあなたのことが好きだから、とかそういうものではなくて一度通った道を通っているからそこの道中のことをまた思い出してしまう。
そんなことあなたは思いましたか?
別れてすぐ付き合ったあの男と一緒にいるとき、LINEをしているとき、僕が今そう思っているようにあなたも頭のどこかで、一瞬だけよぎったのでしょうか。
僕はこれからきっとあなたとできなかったことを恋人とたくさん楽しみたいと思っています。
あなたのように変な笑い方はしないし、滑舌もいいし、常識はあるし、みんなからかわいいと言われる素敵な女性です。
もう二度と会うことがないことを心から願って。