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見栄っ張りでも本当に成長できた3つの要因

どうにも人の視線が気になって仕方がないという人はいませんか?

そう、私です。何をするにしても周りからどう思われるかを気にしてまう。思われるなら良い人だと思われたい。すごい人だと認められて過ごしたい。

これでもかと見栄をはるための理由を組み合わせてできたような自分です。

最近のトレンドとしては「自分らしくいきる」とか「周囲の目を気にせずに」といったことが上がっていたりしていて、見栄をはるなんて無駄の極みだと頭では考えていました。

ただ、よくよく思い出してみると見栄をはったおかげでいろいろ成長したなーと思うこともあったのでそれを書いてみました。

急遽カメラマンとして人物撮影を頼まれた時のこと

私はカメラで写真をとるのが好きだった時期があり、一眼レフカメラをもっていました。カメラ持ちの人にはあるあるですが、一眼を持っているということで「〇〇の撮影をお願いしたいんだけど」という撮影依頼。

自分の場合には、しっかりと報酬の発生する企業イベントの撮影を依頼してもらえました。

しかし、明らかにフィールドにあがるための経験が足りないように思える状況でしたが、「せっかく仕事をもらえたし何事も経験だぜ!」という勢いでこの話を了承。そこから見栄をはった生活が始まります。

まず、人の写真を撮った経験がかなり少ないということ。なのにそこからイベントという限られた時間で、写真を撮られることがメインではない人たちの「いい写真」をとらなくてはならない。

ここで「実は自分人を撮った経験なくて...」なんて甘えは通用しないし、逆に甘えた風に思われたくもない。とにかく「いけます!」と言っていました。とにかく自分がしょぼい人間だったと思われたくない。

しかしヒシヒシと感じるはのは、見栄をはっては見たがこのままでは剥がされるという感覚。本番まで1ヶ月半でした。

膨らませた自分に追いつこうと、そこからの時間はとにかく人を撮る、なんならカメラを使うという機会を増やそうとした。

ストアカを使ってモデル撮影や、基礎講座に参加したり。
自分が参加するライブにギターより重いカメラ機材をもって勝手にカメラマンをしたり。友人の美容室のカットモデル撮影に一緒に参加せてもらい、写真を撮ったり。

いろいろやってみた。とにかく見栄で膨らんだ自分に追いつこうとした。その結果、本番ぐらいにはある程度自信をもって事実や経験で話せるようになっていた。

実際に撮り終えた写真を入稿するとクライアントさんには喜んでもらえたとの連絡をもらい一安心。当初無理だとおもえたことを無事終えることができた。

なんで成長できた?

もともと自分の実力の程度を知っている友人からの依頼だったため、本当はそこまで求められていなかったのかもしれない。ただ、精一杯周りからすごいやつだと思われたいと勝手に思っていた。

この時見栄をはって失敗しなかった理由はいくつかあると思う。

1.すぐにバレるコトだったから

結局どんなに見栄をはってもすぐに自分の実力まで引き摺り下ろされる状況だった。そのために、ただ単に格好良いことをいっておけばコスパよく自分を良く見てもらってでは終われなかった。

そのために見栄っ張りの自分は実力自体をあげないといけない状況までに追い込まれることができた。

2.実力をつけるために行動したこと

結局かよと思うことではあるが、この行動したことは大きかった。それっぽく見せるための技術をネットで探してみたりしたが、どうにも不安が抜けることはなかった。

自分でお金を払って、時間を使って経験値を少しでも増やすことにシフトしたことが功を制したのだと思う。もしここで見栄を守ために、もう一重ウソを重ねていたら信用は失墜し、自分も何も変わらないという最悪なパターンになっていたはず...

3.ついた見栄に合わせて自分を演じ切った

最後のさいごは、どこまで自分を信じ切れるか。文字通りその場だけでも自信を持っていること。とくに今回はカメラマンという「自信」が大きく影響する内容だったという点を考慮しても、自分を演じ切るというのは大切なポイントだったと思う。

その場で恥ずかしくなって縮こまっていたら、いくら実力を付けようと行動をしていたところで意味はなくなってしまう。

まとめ:ウソはついても本当にするための努力を怠らない

見栄というのは1を10にしようとするウソだ。正直そんな虚栄をつかって人を誤魔化そうとするのはやめた方が良い。書き出しに書いたトレンドも正しいことだとも思う。

ただ、どうしても周りの人から良く思われたいというのが人間の性なのだとも思う。だとしたら完全に止めるには相当な努力や意識改革が必要。

もういっそ、どうせやめられないなら。人に迷惑をかけない範囲で。
胸をはって見栄っ張りになって、後から実力を追いつけるよう頑張るのもアリなのかもしれない。


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マツカタ
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