
クラウドサインのカスタマーサクセスの人が契約書の製本作業をやってみた。〜完結編・袋とじ解説付〜
https://note.mu/atomusaki/n/nbacc184dc170
前回の続き。いよいよ袋とじ完結編です。
今回は前回の失敗を踏まえ、正しい方法を完璧に頭に叩きこんでから挑むことに。※机の色と紙の色が被ってしまい写真が見づらくなってますが、ご容赦ください。
【①製本する書類(A4サイズ)と帯を用意する。】
今回は前回の反省を踏まえ新アイテム【はさみ】を用意。
小回りが利くので、裁断部分が少ない場合はカッターより使い勝手がいいですね。
帯の作り方はこちら。
A4サイズの書類より両側が少しだけはみ出すように帯を切る。
B4サイズの紙があれば縦幅を調節する必要もないんですけど、社内にはA4の他にはA3しかないので縦横ともに測らないといけないので、それだけで小さいストレスを感じました。
帯の書類からはみ出したところをマーキングする。
これは簡単2本線を引くだけ。線の跡が残ると見栄えがよくないのでできるだけ薄く引きました。
4等分となるように折り目を入れる。
帯も3つ折、4つ折派がいるんですけど、均等にしやすいよう4つ折を選択。
4等分の真ん中2つのうちどちらかだけを残してA4サイズの幅に合わせて切る。
やっぱりカッターよりハサミの方が小回りは効きますね。
完成!!!(帯だけ)
【②書類と帯を合わせる】
作り方はこちら。
いよいよ本編。
書類の表紙の左端に帯の左端を合わせて4等分したうちの左端の部分だけノリをつけて貼る。※このとき、4等分したうちの紙からはみ出している部分は左から2番目にくるようにする。
ここが混乱ポイントでした。ノリ付けする前にホッチキスを留めてしまったりしがちなので要注意。
書類と帯が重なったのり付けされた箇所をホッチキスで留める(2箇所もしくは3箇所)。その後、ホッチキスで留めた部分を包み込むようにノリをつけて裏返す。
まさに袋とじと呼ばれる所以の作業ですね。僕は不器用で机にノリがついてしまったので、紙を敷いて作業するのがベターです。
残りの部分もすべてホッチキスで留めた箇所を包みこむように綴じれば・・・
完成!!!
事前準備を万全にしたにも関わらず、いざ取り組むとバタバタしてしまったのが所感です。実際にやらないと分からないこともあったので、今回は非常にいい機会となりました。やったことのない方も一度試していただけると袋とじの煩わしさが伝わると思います。
クラウドサインであればこんな面倒な作業も不要となります。