見出し画像

#おうち遊び大賞 「家事で遊ぼう!」 @3951


現在、わが家の娘たちは19歳と15歳です。なので、幼いお子さんと暮らす方々のように、どうやって日々の時間を過ごすか・・・ということには、それほど頭を悩ますことはありません。

たなかともこさんの #おうち遊び大賞  に参加のこの記事では、娘たちが幼かった頃、オット不在がちな中で過ごしたワタシの時間の過ごし方をご紹介します。けれど、育児はひとそれぞれ・・・考え方は違いますので、これはワタシの場合の話・・・ただの親バカ話と思っていただければ幸いです。


画像1


はじめに

ワタシは高卒でたいした学もありません。なので児童心理学とか児童の発育発達とか、そのあたりのことは、ほんの少し本を読んだだけ。先に述べたとおりこの記事はワタシがしてきた実地の話となります。

幼い頃から4歳年下の妹のお守りをするのが大好きでした。妹は4歳になるまで哺乳瓶で牛乳を飲んでいたので、共働きだった両親にかわり保育園へ妹を迎えに行って、鍵をあけて家にはいり、冷蔵庫から牛乳を出して鍋にいれ、マッチをすってガスコンロに火をつけ、哺乳瓶で妹に牛乳を飲ませることが8歳のワタシの日課でした。


画像2



はじめてマッチをひとりでする日の緊張と恐怖は今でもよく覚えています。
けれど、すぐに恐怖はなくなり、自分がガスコンロの火をレバーで調節していることに、大きな喜びを感じるようになりました。

暖めた牛乳を、哺乳瓶にいれて、4歳の妹に飲ませる・・・満足そうな顔をして大きな図体で哺乳瓶で牛乳を飲む妹・・・ワタシを頼りにしてくれている妹が、当時は可愛くてたまりませんでした。


画像3



子どもというのは、ただ生きているだけでもうそれだけで素晴らしいものだと思います。いえ・・・子どもだけではなくて、人間というのは・・・ということかもしれません。そして人には誰しも、誰かの役に立っている・・・と強く感じることに幸せを見出す・・・有用感や自己満足という気持ちがあると思います。

これを満たすために、色々なことをするわけですが、大人と同じように、子どもにもその感覚はあると思います。というか・・・普段、大人の庇護のもとにある子どもだからこそ、この・・・「役に立っている」と感じる喜びは、大人より大きいかもしれません。

わが家はオットが不在がちだったので、毎日をどうやって過ごすか・・・これが大きな課題でした。

ここから先は

2,995字 / 7画像

¥ 100

応援いただければ幸せ。そうでなくても幸せ。どうぞ楽しいひとときを・・・。