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結婚はゴールではなく、スタートである。

婚活アプリの広告を見るたびに、「残念ながら結婚はゴールではないのだよ」と語りたくなる。
「婚活」という言葉自体も、なんとなく結婚をゴールに設定している気がして、違和感を覚えてしまう。

まぁ、結婚も離婚も経験した女性目線の意見ではあるが。

「恋愛は非日常で、結婚は日常」
と言う言葉を聞いたことがあるのだが、まさにそう言うことなんだと思う。

結婚をゴールに設定してしまった場合、結婚できたらそこで目標は達成したことになってしまう。

結婚は両家の親族への挨拶やら法的な手続きやら、結婚式や新婚旅行、と人生にとってかなりの時間と労力を要する一大イベントだ。
そのすべてを終えて「結婚した」という時点では、確かにかなりの達成感が得られるかもしれない。

でも、実際の人生においては「結婚」で終わりではなく、むしろそこから「夫婦」としての生活がスタートするのだ。
「結婚」をゴールにして、そこで燃え尽きてしまってはいけない。
現実はドラマや映画とは違って、きれいなドレスを着て素敵な結婚式を挙げたところで終わる訳ではないのだから。

「結婚」から恋愛と言う非日常が終わり、家族としての日常が始まる。
結婚式は「恋愛と言う非日常が終わる盛大な卒業セレモニーだ!」とでも思っておけば、少しはそこからはじまる平凡な日々の積み重ねも「結婚したからこそ得られた幸せだ」と感じられるようになるかもしれない。

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