フリーランスになる前に読んでほしいこと
ネットの情報を見ると、非常に怪しい内容がたくさんあります。
そんな怪しい情報に引っかからないように、真実を書きたいと思います。
ここではプログラマーなどのエンジニアの場合でお話します。
手に職をつける
手に職をつけたいという表向きの理由で、IT業界に来る方が多いです。裏の目的としては、エンジニアって人不足で、給与も良いんでしょ?と思っている人が多いと思っています。
エンジニアは、人不足ではなく、人財不足です。他業種から未経験でエンジニアになっても仕事はありません。また、エンジニアは一生勉強する必要があります。日々新しい技術や概念が生まれます。
正直手に職をつけたいなら、美容師とか料理人とかが良いと思っています。
多くの間違った考えの方は1年以内に辞めていっているということを聞きます。本当にプログラムが好きで休みの日にもプログラムするくらいじゃないと続かないです。
未経験からフリーランスになって3ヶ月で1千万円
再現性は、Youtubeやったらお金持ち!くらいないです。
もちろん友人がお金もちで発注してくれるとか、特殊な状況の場合はありますが、そんなコネはほとんどの人はないでしょう。
まして、未経験に発注してくれるクライアントや案件は有りません。
まずは、未経験を雇ってくれるSESなどに入って、テスターをしながらプログラムの勉強して、開発案件に入れてもらいましょう。
そうやって、実際に案件のPMに気に入ってもらって、次は開発させてくれるという話は、実際にありました。
フリーランスでずっと食っていける
これは努力した人のみです。
普段の行動から、横のつながりをしっかりして、自分のスキルを認めてもらいましょう。
大手のエージェントに頼っていると、40歳超えたあたりから案件が少なくなって、50歳超えたら案件紹介されなくなります。
もちろん時代が進んで、50歳でも案件があるようになるという客観的な、不安定な未来を信じるなら仕方ないです。
ただ、今自分のプロジェクトに55歳のプログラマーが入ってきて、昔話したり、頭固いので新しいやり方をしないとしたら、いらないなぁと思いませんか?
経費がいっぱい使える
サラリーマンよりは経費として使える分も多いでしょう。
例えば使っているPCとか経費として落とせます。
でも、会社員なら無料で会社が準備してくれます。当然好きなスペックじゃないかもですが。
毎日の外食も理由がないと経費にできません。
家賃も按分しないといけないので、多くて3割位です。
自分が税務署の人だとし、家賃の5割を経費にしてたら指摘しませんか?どういう理屈でそうなのか。
毎日の外食が仕事に関係あるか、確認しませんか?
怪我や病気の際には収入がなくなります。
サラリーマン時代は、社会保険に加入しているので、怪我や病気でも6割は給料が出ます。
育休などでも給与が出ます。
しかし、フリーランスではそういうことはないので、仕事ができず収入がなくなります。
結構事務作業が大変
帳簿つけたり、領収書の整理など、仕事以外のやることが本当に多いです。
大雑把で、プログラムしかしたくない!という人は無理です。
契約書の確認、請求書の送付などやることは山積みです。
責任が伴う
仕事を受注しているのは、会社ではなく個人になるので、すべての責任は自分で取る必要があります。
サラリーマンであれば、顧客に損害を与えても会社が損害の責任を持つので、個人にはほとんど責任転嫁されません。
あっても、給与が上がらないくらいです。
100万の損害を与えたら、フリーランスの場合自分で対応する必要があります。
まとめ
色々書きましたが、インフルエンサーは良いことを大げさに言います。そうしないと求心力がないからです。
インフルエンサーの言う事をちゃんと裏取りをして、自分で決めてください。
インフルエンサーに騙されたと、他責にする人はそもそもフリーランスに向いていません。
すべてが自分の責任になります。