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どうだ、お前の立ち上げた事業でATOMatchやらないか 【参加企業インタビュー #1】 | 九州建設サポート

こんにちは。ATOMatch学生広報担当の柏田美波です🌟

この記事は、ATOMatchインタビュー企画の第1回目となります☺︎

■ 10秒でわかるATOMatch
ATOMatchは地元企業と学生がコラボレーションし、新規事業開発や既存サービスをアップグレードさせ運営する、新しいインターンシップ・コミュニティです。参加学生・企業共に大募集中です!


ATOMatchという取り組みをnote・メディア・sns等を使って発信することで他の宮崎県の企業様や学生に興味を持ってもらうことを目的として色々な方にお話を聞くこの企画。

第1回目はATOMatch立ち上げ企業とも言える九州建設サポートよりATOMatch事業担当の黒木さんにお話をお聞きました。

株式会社九州建設サポート(宮崎県 宮崎市)は橋梁・道路等点検業務、土木積算業務代行、ドローンによる空撮業務、建築設計・建物診断など建設業界のアウトソーシング企業です。



「どうだ、お前の立ち上げた事業でATOMatchやらないか」


柏田:はじめに、ATOMatchを知ったきっかけを教えてください。

黒木:とある日に社長室に呼ばれて部屋に入るとプロゴルファーの渋野日向子さん似の女の子が座っていて、名刺交換させていただいたらATOMicaの倉橋さんでした。当時、ATOMatchに関しては全然わからなかったんですが、社長の中ではほぼATOMatch参加が決まっていて、「どうだ、お前の立ち上げた事業でこれやらないか」といった感じでした。


黒木さん1


オンラインツールで生まれた強い仲間意識


柏田:実際、ATOMatchを2ヶ月やっていていかがでしょうか。

黒木:正直、ATOMatchがスタートする前の最初のやり取りの中でコロナの影響を心配していました。このような事業はface to face、対面で話し合って煮詰めて作っていくのだろうなという認識しかなく、何を使ってやるのかなという疑問がありましたね。
当時はオンライン文化は全くなく、zoomぐらいしか知らなかったからです。現在は、オンラインとオフラインを使い分けて関係性を構築していけていると実感しています。
最初は不便を感じるかと思いましたが、全然そんなことはなく、こういった方法も活用して事業を作れるというような可能性を感じているところです。また、システムを理解して使っていくと色々なところと交流できていろいろな情報を交換できるといったようなオンラインの有効性を感じています。いまはまだリモートを導入できていない宮崎の企業も、ATOMatchをきっかけに導入を図ってほしいと思っています。

柏田:実際にSlackやgoogleスライドを初めて使ってみてどうでしたか?

黒木:一人で作業している感がなかったです!オンライン上に心強い見方がいて一緒に作ってくれているという感覚でした。それこそ同じ時間に作業している時、オンラインのマークが移動して「ここ作ってるんだな」「俺はここ作ってる」とかがわかって、ひとりでやると辛いものも「ここで負けたらいかんよな」とか、一緒に作り上げていこうという仲間意識がありました。

柏田:それはオンラインの良さ、オンラインでしか味わえない感覚ですね。初めて使うツールに対してそこまで黒木さんが情熱的になれた理由はなんだったのでしょうか?


黒木:やはり、ATOMatchに参加する第一社目だったというところでプレッシャーは大きかったですね。都会に出た学生と宮崎の企業を結びつける、あるいは地元の大学に在学中の学生と企業を結びつけるというものはいままで宮崎になかったと思います。うちに続いて浅野水産さんのコミュニティも始まり、このように実績ができていっているというのがとても嬉しいです。ATOMatchの動きを見てじゃあうちもといったような動きを作れているのかなと思うと、1番に手を上げた企業としての役割は果たせつつあるのかなというふうに思います。

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柏田:実際、学生と活動していていかがでしょうか?

黒木:彼らも頑張っているから僕も頑張らなきゃといったようなモチベーションの源になっています。それぞれ学生にも個性があって同じ課題でも質問することも全然違う理解度も違う。そういった中で、彼ら自身の力で問題を解決してくれることを信じているしそれでもわからなければ声かけてもらえればそれも能力の一つだと思っています。決して壁を作ることなく、僕が教えるのではなくて彼らから学んでいるというふうに伴走しながらお互いに積み上げていきたいと思っています。でも、みんな起業家になれるんじゃないかとおもうくらいのレベルの子たちです!(笑)

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企業が求める学生の課題解決力


柏田:これは完全に学生目線の質問なのですが、ATOMatchに参加する学生に求められているものってなんなのでしょうか・・・?

黒木:ずばり、課題設定に対する解決力とそれに耐える力、乗り越える力です。
今回の事業のテーマにしているものってシンプルなように見えて実は簡単に解決できる問題ではないんです。実際に課題を乗り越えるハードル自体も高いという中で私たちも頭を悩ませながら問題が出てきたら一つずつ手探りの中解決していっています。その度に壁やいろんな問題が生じますが、諦めないでその壁を乗り越えるための方法を考えてもらうことを学生に求めています。問題が発生したときに耐えうる力や気持ちを持ってもらいたいですね。

ただし学生の本業は勉強なので、そこに問題のないくらいでうちの事業に参加していただきたいです!(笑)実際社会に出てきた時に感じる課題解決の難しさを学生のうちに経験するということはATOMatchの良いところだと思います。

柏田:私自身も、普段大学で習ってることは机上の勉強でしかないと感じています。授業で与えられる課題をこなすだけだと、本気でもがくとか耐えるという機会はなかなかないのでATOMatchはとても貴重な場だと改めて感じました。

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ATOMatchが生む相乗効果とは


柏田:今後ATOMatchをやっていくなかで宮崎の学生と企業の展望などを教えて頂きたいです!

黒木:まず、宮崎で事業開発に携わって新しいものを生み出そうといった長期インターンシップというのは珍しいですよね。
短期であったとしてもタスク達成のみだったり学生アルバイトみたいな感じが多いと感じています。
このATOMatchが成功すれば、導入する企業が増え、そこに参加する学生も増えていきます。これが地元経済にとってどれだけメリットがあるのか、いまは数値化できないが将来的に計算したときに億稼ぎ出す事業だったのかもとか出てくるかもしれないです。
そういったことを期待しつつ、経済が回っていくと都会に出てしまう学生さんの目に留まらないか、帰ってこないか、ということの役割も果たすのかなと思います。
参加される企業が力試し的にではなく真剣に事業に参加する学生を求めて参加する学生も自分のスキルを伸ばすきっかけになってほしいです。
このように相乗効果が生まれて若い人が県内に残る・県外に出た人が宮崎に帰ってくるといったことを期待しています!

柏田:私も宮崎から大学入学と同時に上京してきて宮崎に就職で帰ろうなど全然思っていませんでした。しかし確実にATOMatchが宮崎の企業を知るきっかけになっていると実感しています。このように、オンラインを通じて東京と宮崎を繋いで全国各地にATOMatchが広がっていけばいいなと思います!


プロフィール
氏名:黒木 義之(くろき よしゆき)
出身地:大阪府大阪市
生年月日:1973 年 6 月 29 日(47 歳)
家族構成:妻と長女の三人家族
勤務先:㈱九州建設サポート
所属:地域包括ケア支援部
その他所属:NPO 法人みやざきママパパ happy


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