地元企業と学生が新規事業開発やサービス運営、コミュニティ活動に取り組むプログラム「ATOMatch(アトマッチ)」が6月より始動、第一期生募集いたします!
はじめまして!
「ローカルコミュニティ&コワーキング」のATOMicaで事業開発を担当している倉橋です。
いよいよ昨年末から構想していた事業が2020年6月より立ち上がりました。今回のnoteでは、その新規事業のご紹介と第一期生メンバーの募集についてお話します!
やや長めの記事なのでお急ぎの方は「30秒でわかるATOMatch」をご覧ください。
■ 10秒でわかるATOMatch
ATOMatchは地元企業と学生がコラボレーションし、新規事業開発や既存サービスをアップグレードさせ運営する、新しいインターンシップ・コミュニティです。参加学生・企業共に大募集中です!
ATOMatchとはなにか?
まず、読み方についてですが、ATOMatchとかいてアトマッチと読みます。 これは代表の嶋田(@milare_key)が 「ATOMica 」と「Match」をかけ合わせて命名したものです。ATOMicaは「人と場所と仕事を繋ぐ」というビジョンを掲げ、これまでコワーキングスペースやシェアキッチンを始めとする様々なサービスを展開してきました。
そして今回は「若者」と「宮崎の企業」にフォーカスをし、それらを繋ぎ活動を行う「コミュニティ」づくりを行っていきます。ATOMatchは、地方において「最先端でありかつ持続可能なコミュニティに育てていく」ことをビジョンとしており、また、このプログラムにチャレンジする「若者」と「地元企業」を繋ぎ運営してくことがATOMatchのミッションです。
「地元企業」、「学生」、「コラボ」という3つのキーワード
ATOMicaのメンバーはコワーキングスペースを運営しコミュニティづくりを支えるコミュニティマネジメントチーム(通称team-hiei)、そしてマーケティングやPR、事業開発など事業を前に進めていく東京チーム(通称team-tokyo)の2つに分かれています。また、東京チームの大半が地方出身で、
「地方あるある」を共通言語として議論ができるメンバーが揃っていることが弊チームの強みでもあります。
そしてこの「地方あるある」の中でひとつ課題として浮かび上がったのが、
「地元企業」と「地方学生」と「コラボ」という3つのキーワードでした。
地方企業と学生が手を取り合うとき
私がはじめて宮崎に行ってから早いもので半年が経とうとしています。これまで様々な企業の経営者にお会いする機会がありましたが、とある企業を訪れたとき、宮崎にもこんな素敵な企業があるのか!と強い衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
なぜなら、そのオフィスの周りは田んぼで埋め尽くされていて、カエルが鳴いていて、そして、学生にこの企業知っている?と聞いても返ってくる反応は「ごめんなさい、知りません」の一言で、失礼ながら学生に人気のあるイケている企業だとは思えませんでした。
お会いしてみるとそこには威厳を漂わせる社長がひとり座っており、
ドローン事業の話や新規事業の構想について沢山話を聞かせてくださいました。私は正直全く期待していなかったものですから、新規事業の構想、ドローンを活用した事業展開にとても感銘を受けたと同時に「なぜ、こんなにも革新的で素敵な企業を学生は知らないのだろうか?」と思いました。
昨今、都市圏では長期実践型インターンの導入が増え、大企業からスタートアップまで様々な企業が長期実践型インターンを利用し学生と活動を共にしています。私が訪問した企業とお話をしている中で、宮崎県はまだまだ
「地元企業」と「学生」が共に活動を行う機会が足りていないのではないかと感じました。
人手不足だから、交流機会がないから、多額のコストをかけても上手くいかないから、などと理由をつけては学生と接点を持つことをあきらめ、そして学生も地元企業を期待することをあきらめ、地元から出ていき、県外へ就職してしまうことが現状です。
また、「地元企業」だけではなく「地方の学生」ならではが抱える課題もあります。それは、大学で学んだ知識をアウトプットしフィードバックをもらう機会や企業との接点が少ないということです。現在、COVID-19による影響で、対面型就職活動やインターンが制限されており、企業との接点やアウトプットする機会が更に減っています。
このような、地元企業と学生における課題を解決するべく、
我々は、宮崎にある魅力的な企業を発掘し、その企業と学生を繋ぐコミュニティを提供することで、宮崎県を活性化させ盛り上げていければと考えております。
もっと期待される地元づくりを
失敗の多くは、成功するまでに
あきらめてしまうところに、
原因があるように思われる。
最後の最後まで、
あきらめてはいけないのである。
松下幸之助
私は松下幸之助が残したこの名言が今でも心に強く残っています。
事を成すには、お互いが「もうだめだ」と諦めているようでははじまりません。しかしながら、現状では前述にもあるとおり地元を諦め出ていく若者も少なくありません。「若者」から期待される宮崎県として地元づくりを行うためにも、そして若者のちからで地元企業を活性化させるためにも、このチャレンジに共感し一緒に取り組む仲間が必要不可欠なのです。
今回この取組にチャレンジしてくださる企業様の中で、
九州建設サポートの蛯原社長より以下コメントを頂戴しました。
(ATOMatchの参加は本当に当日決まりました)
私は、約1年前から「地域が抱える問題を解決できるビジネスモデルを構築できないか」と考えておりました。ひとことで「問題」といっても様々。子育て支援、福祉、地域活性化、都市基盤整備、教育など、いくつも出てきます。
その中から、今後ますます顕著化するであろう「空き家などの増加」と「高齢者をはじめとする社会的弱者の増加」をテーマに、問題解決を事業化すべく、地域包括ケア支援部を始動させました。
ちょうどその頃、地元企業×地域学生のコンテンツ企画「ATOMatch」のお話をいただいたのです。私は迷わず、参加することを即決しておりました。
「それは何故か?」
大人だけで「地域の抱える問題を解決する時代は終わった」と直感したのです。
参加される学生の皆さまの「独創性」、そして「全世代をも動かすことが可能な行動力や発信力」で、持続可能なより良い社会の実現と新たなビジネスモデルの創造を期待しております。
株式会社 九州建設サポート 代表取締役 蛯原 猛
まだまだ走り出したばかりですが、すでに企業も学生も集まっており、少しずつ形になってきている段階です。少しでもこの取組に興味がある企業様・学生がいましたらぜひお気軽にご連絡いただけると幸いです。
※まだ東京から県外への移動が自粛中なので、当面の間はオンラインでのお打ち合わせメインとなることご了承ください。
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