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【8日目】90日でフランス語喋れる? ~間違いの癖を探れ~
お疲れ様です。あとむです。(この記事は2分程度で読めます。)
復習
文法のルールを徐々に覚え、一週目に学んだ箇所については間違いが少なくなったように感じます。ただ、新しい文法を覚えると間違いが増えるので、ミスの総数は変わりません。
間違うことの利点
ちなみに Duolingo では回答時間に制限がないのでいくらでも考えることができます。その時間でカンニングすることもできますが、私は分からない問題は積極的に間違うようにしています。理由は以下の二点です。
① 分かった気になるのが怖いから
② 間違うことが定着に繋がるから
① に関しては言うまでもありませんが、② を意識するようになったのは受験に落ちた経験がきっかけです。
私は大学院生ですので、これまでに入試を複数回経験しています。もちろん落ちた経験もあります。今振り返ると間違うことの利点を理解していなかったことが原因だと思います。例えば数学の勉強をしている時に、誤答してしまったとします。私は回答を見て解法を暗記するだけで満足していましたが、それが最大の間違いでした。「どこをどのように間違えてどのように理解しなおせば間違えないか」を全く考えていなかったのです。問題と解法を一対一に紐づけたために応用が全く効きませんでした。
具体→抽象
その経験から間違いの原因を一般化し、似た問題にも対応することを意識するようになりました。具体的に最近の間違いを例にとってみます。私はパリに住んでいます。
(誤)J'habit a Paris.
です。正しい文章は
(正)J'habite à Paris.
です。この間違いの修正をあえて言語化するなら「habite の e を抜かしてしまったことが間違いで habiter 延いては 第一群動詞(いわゆる -er 型動詞)の活用を暗記していなかったことが原因である。この動詞の活用は他の規則から導かれるものではないから、活用を今一度暗記する。」でしょうか。いちいちこんな事をしている訳ではありませんが。
このように間違えないと知り得ない情報を知ることができますし、自分の間違いの癖を知っておくことで長期的な学習の手助けになると思います。
ちなみに前置詞の à はそういうものらしいので気合いで覚えます。