身から出た錆札幌ドームの事実

「身から出た錆」
災いが降りかかり苦しむのも、元をただせば本人の悪行や怠慢が原因となっていることのたとえ。 他の誰のせいでもなく、本人に責任があることを強調していう。

今回の記事は正に身から出た錆、札幌ドームの決算事実を紹介します。
もう知ってるとは思いますがお付き合い下さい

札幌ドーム赤字決算

まず1つ目に取り上げるのは、札幌ドームの赤字決算事件
この事件は一昨年まで主に使用していたプロ野球の北海道日本ハムファイターズの撤退により、収支が過去最高の6億5千万円の赤字決算を出した事件である。

概要を説明すると、今まではプロ野球の北海道日本ハムファイターズとJリーグの北海道コンサドーレ札幌の共用使用をしていたが、収入割合が大きいプロ野球の撤退により、赤字決算になった事件である。

何故こうなったのかを説明するのには野球とサッカーの両方の観点が必要なので、まずはメインである野球の方から説明する。

北海道日本ハムファイターズ撤退の理由

まずここで触れて置きたいのは日本ハム球団が札幌に移転してきた
経緯を説明すると、2003年まで東京ドームを本拠地にしていた日本ハムは、当時巨人との共用で使用していた為、待遇面や観客数などに問題を抱えていた為に北海道の札幌ドームに本拠地を移転した。
 移転後は待遇面や観客数や収入面は改善されたものの、怪我しやすい巻取り式の薄い人工芝や、ドーム使用料金やグッズ収入割合や球団側の収入までもを高額請求する問題が出た為、ドーム保有元の札幌市との関係が修復不可能となり、日本ハムは2023年にエスコンフィールドに移転した。

ファイターズ移転後も本拠地だが、成績面で、撤退の可能性もあり得るコンサドーレ

次はサッカーの面から見ていくとサッカーだけでは正直収入にならないのが、事実であり、他競技場は、サッカーの他に、イベントやライブなどでその収入を賄っているのが事実ではある。
それは何故かと言うと、年間72試合やる野球に対してサッカーは年間でも多くて年間38試合であり試合数が少なく、運営収入も歴然と違うしコンサドーレ札幌はぶっちゃけると(6月23日現在)J1最下位で、降格筆頭候補である。そんなクラブが仮に降格してJ2で年間使用料推定3億円近くの
お金を出さないといけないとなると広告収入や入場者数が減るのが考えられる現状では撤退が考えられる理由である。ちなみにかつての本拠地の厚別競技場だと推定約1億円である。

以上の事から札幌ドームは今後更に収益が減り、最悪潰れる可能性もある札幌ドームは今後どうなるのか?

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