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31.セルフコントロール
▼ストレスの正体は?
物事が思い通りにいかない時に、
人は不快感情を抱き、ストレスを感じます。
要は、自分のコントロールを失った時に、
多くの人はフラストレーションに苛まれます。
だからこそ、
コントロールできるものとできないものを
しっかりと区分しておくこと
これこそが、最も大切だと感じます。
言うなれば、自分のトリセツですね。
▼コントロールを仕分けよう
じゃあ、何がコントロールできて、
何がコントロールできないのでしょうか?
これはシンプルなので、ぜひ覚えましょう!
コントロールできるもの→自分、未来
コントロールできないもの→他人、過去
例えば、昨日の天気は変えられません。
自分以外の誰かの行動も変えられません。
逆に、自分がどう考えるかや、今日の予定は
自分次第で何とでもなりますよね。
まとめると、自分がコントロールできるのは、
「自分の思考と行為」ということになります。
▼全行動
これは、選択理論心理学では、
「全行動」という風に呼ばれています。
自分自身を“車”に見立てて考えるんですね。
前輪にあたるのは「思考」「行為」。
後輪にあたるのは、「感情」「生理反応」。
直接動かせるのは、“前輪”の思考と行為。
感情と生理反応は“後輪”なので、
直接は動かせないけど、前輪に引っ張られ
間接的に動かすことができます。
例えば、キリンを思い浮かべる(思考)、
手を挙げる(行為)はコントロールできる。
でも、怒る(感情)、汗をかく(生理反応)は
直接はコントロールできないですよね(笑)
でも思考や行為を使うことによって、
間接的にはコントロール可能です。
そしてこの車の特徴は、1人乗り。
さらに、前にしか進めないんです。
①思考(直接コントロールできる)
②行為(直接コントロールできる)
③感情(間接的にコントロールできる)
④生理反応(間接的にコントロールできる)
▼幸せを感じて生きるために
今日の答えです。
人がコントロールできるのは自分と未来だけ。
他人と過去はコントロールできないから、
一切のコントロールを手放すことです。
コントロールできるものにフォーカスする。
これだけで、ストレスから解放されます。
思い通りにいかずストレスを感じたら、
①思考 ②行為に集中し、変えてみてください。
電車が遅延して仕事に間に合わない、、、!
そんな時、ついイラッとしてませんか?
思い通りにいかず、不快感情を感じる時です。
でも、イライラしても電車は来ません。
そんな時こそ、コントロール可能な
自分の思考と行為にフォーカスしましょう。
その時間で読みたかった本を読んだり、
他のルートを使ってみたり、
ゆっくり考え事できるなと捉えたり。
するとあら不思議。
気持ちがスーッと落ち着いてくるんです。
自分の選択で快適感情を得ることはできます。
まさに、セルフコントロール能力ですね!
何を考え、何をするか。
すべて、自分の選択次第です。
セルフコントロール、鍛えていきましょう!
(Self Control...懐かしい↓)