#あとは寝るだけ、な空気に包まれながらー言葉を着るおまもり「#あとは寝るだけ」22-23 WINTER WEAR
がんばった日も、がんばれなかった日も、お湯につかって肩の力を抜いて、明日を気持ちよく迎えられる魔法の言葉「#あとは寝るだけ」
寝る前はもちろん、日常のふとした瞬間にも、この言葉は寄り添ってくれる。ほんのちょっと心が軽くなって、ほんのちょっとしたしあわせを抱きしめられますようにと、願いを込めてつくった「着るおまもりたち」
と過ごす冬の新しいストーリー。
#あとは寝るだけ 、の空気に包まれながら
冬の空気が好きだ。温かいところを一歩出ると微睡んでいた目が少し覚めるようなツンとした冷たさと、思わず少し上を向いて吸い込みたくなるような澄んだ空気。冬の冷たすぎる風を少しだけ和らげてくれるような、やわらかい光。この季節だけにしか見えない景色が見える。
冬の湯舟も好きだ。冬の浴室はもくもくと湯気が立ち込めて、いつもよりも視界を曖昧にしてくれる。ぼーっとしながら湯気に包まれるって、なんだかしあわせ、そう思いながら、湯上りに何を食べようか考える時間も好きだ。おでんもいいな、ラーメンもいいな、肉まんもたこ焼きも捨てがたい。気が付けば、冬はいつも湯気を纏い、湯気に想いを馳せている。
湯上りには、湯気を纏ったぽかぽかの身体を包み込むように、ぽかぽかの服を着て、また冬の空気を感じて帰ろう。
日常の何気ない一瞬なのに、なんだかこれだけで小さなしあわせをそっと抱きしめられたような気がした。「#あとは寝るだけ」
あとは寝るだけのためのパーカー
「睡眠は重要だ。」本屋に行けばそんな雑誌や本がたくさん並んだり、ちょっと体調を崩したり弱音を吐いたら「寝不足なんじゃない?」と誰かに諭される。でも、どうしても夜ふかしして頑張っちゃったり、夜中の自分に期待しちゃったり、#あとは寝るだけの時間から先に進めない、わたしたちにはそんな"おセンチ"な夜もある。
そんな時は、ぽかぽかと温かいパーカーのフードを深めにかぶり、手のひらで目を隠しながら瞼を閉じて、少しだけ斜め上を向いて湯船につかっているかのように深呼吸をしてみよう。瞼を閉じた時にじんわり広がる温かくて黒い光景が、今の自分をホッと緩めて、いつものフラットな状態に戻してくれるから。
あとは寝るだけのためのスウェット
忙しすぎて見失いがちだったけど「まぁいっか、あとはもう寝るだけだ」そう思えることって結構しあわせなことなんだ、と、ふと気が緩んだ年の瀬に気が付いた。さっきまで身に纏っていた緊張を脱ぎ、あたたかい湯舟に浸かって、温かい湯気を纏いなおしたら「まぁいっか」と唱えてみよう。
今年も、苦しくて辛い時も、楽しくて嬉しい時も、何でもない時も、どんな時も変わらずフラットに、あたたかい湯舟はわたしたちの日常を包み込んでくれた。
「おかげで何度、あとは寝るだけな気持ちになれたんだろう」と、交互浴ですっかりゆるまった心は、何気ない日常への感謝の気持ちでぽかぽかと満たされた。まるで、温かい毛布にくるまれるように。
「あぁ、なんだか眠くなってきた」もう今日はこのまま寝てしまいそう。お風呂上がりの帰り道、毛布のように柔らかくてやさしい「#あとは寝るだけ」の空気に包まれながら、心地のいい冬の風に吹かれて見た景色は、なんだかいつもより澄んで見えた。
お風呂あがりにも、お風呂にすぐに入れないときでも
いつでも「あなた」の近くで寄り添ってくれる、
魔法の言葉と、着るおまもりと共に。
銭湯と睡眠をつなぐ魔法のおまじない
「#あとは寝るだけ」