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地域やパブリックスペースを推しの対象に
社会を楽しむ捉え方の本を二冊出版します!
note書くの、かなりご無沙汰しています。
さて、この度、2冊同時出版しました!(正確には一冊が遅れたために、結果的に二冊同時になったのですが……)どちらも社会を楽しむ捉え方の本です。まちを楽しむ手書き地図の本と、公園を育てる公園ボランティアの本です。
4/21 Q&Aで地域を再発見!『手書き地図の教科書』
4/24 公園ボランティアで楽しむ地域の庭造り『推しの公園を育てる!』
「ないものねだりより、あるもの探し」
足るを知るではなく、あるもの探しなんですよね。
自分の環境を満足するのではなく、この環境をより楽しもうとすること。
手書き地図でいえば、日常の中に他人の非日常を発見すること。背景にある文脈を発見して楽しむこと。自分で見つけるから面白い。
公園ボランティアでいえば、公園をどう育てるのか。みんなでよりいい場所にするためにはどうするのか。公園で遊ぶだけでなく、公園を育てるほうがもっと面白い。
社会が成熟したおかげで、ただの消費ではもはやワクワクが持続しません。自分たちも参加することで対象を育てる。そしてその対象が輝いている状態を見て、元気をもらう。まさしく「推し」という概念が消費の次に注目されている理由だと思います。
ピカピカの観光ブランドよりもそれほどでもない場所。大人気の大規模な公園や商業的な公園より近所の公園。そんな場所をみんなに注目される前から、推して育てていくほうがクリエイティブな遊びじゃないですか?
地域やパブリックスペースを推しの対象に。どちらの本も、そんなきっかけを作れれば嬉しいです。