Wantedlyでデザイナーインターンに採用されるまで【前編】
こんにちは。かな〜り久しぶりの投稿になってしまいました。
つい先ほど、Wantedlyにてデザイナーインターンの採用メッセージをいただきました。
そこで、インターン採用にいたるまでの経緯やWantedlyを使った感想などを、前編と後編にわけて記しておこうと思います。
※そもそも「Wantedlyってなに?」という方はこちらをご覧ください🙇♀️
1. なぜデザイナーインターンに応募しようと思ったのか
過去の記事を見ていただけるとわかると思うのですが、私は以前からデザイン(特にグラフィックデザイン)に興味があり、趣味程度に自分で作品を作ってみたり、CocodaのDailyGraphicに取り組んだりしていました。
はじめは「デザイナーになりたい」などは全く思っておらず、単なる興味で学習を続けていたのですが、私ももう大学二年生。来年には就活やらインターンやらを考えなければいけないわけで、いやでも将来どうしようかな…ということが頭に浮かんできます。
どんな仕事をがしたいかなあと考えているうちに、自分の好きなデザインを生業とする「デザイナー」という職業を強く意識するようになりました。
ただ、そもそも私は世の中にどんな職業があるのかをあまりにも知らないし、どんな職業が私に向いているかもまだわからない。
それにデザイナーってどんな仕事をしているのか、あまりよく知らない…ここで「私はデザイナーになるんだ!」と決意して走り出てしまうのはあまりにも危険!と判断。
「デザイナーとして働くってどんな感じなんだろう」
「果たして私にデザイナーは向いているのか?」
デザイナーを目指すか否かは、それを知ってからでも遅くない。むしろ目指す前に知っておかなければいけないと感じました。
そこで、現場でデザインやデザイナーという仕事について学ぶためにも、デザイナーインターンを探そうと決意したわけです。
就活の一貫という目的以外にも、単純に自分のデザインスキルをアップさせたいという思いもあったので、
・実際に現場でデザインを経験できる
・デザインについて教えてもらえる
(そしてお給料もいただける)
そんなインターンは、私にはうってつけでした。
新しいことに挑戦することが大の苦手の私ですが、デザイナーインターンに関しては「やるしかない!」という志に燃えていました。
2. はじめてのエントリー
応募するインターンを探すべく、「Wantedly」のサービスを利用。
Wantedlyでインターンに応募する手順は、簡単に説明しますと
①プロフィールを記入
②気になる企業にエントリー
③企業からメッセージがくるのをまつ
こういった感じです。ここからは手順ごとにあったことを書いていこうと思います。
①プロフィールを記入
プロフィール内容を充実させると、エントリーした企業からメッセージがきたり、エントリーしていない企業からスカウトがきたりする確率が上がるみたいです。
私自身、プロフィールにかけるような立派な経歴は特になかったものの、数少ないアピールポイントをなんとか絞り出し、かなり盛り沢山(文字数的に)のプロフィールを作成しました。
デザイナーインターン志望ということで、過去に大学で所属するサークルで作ったフライヤーやパンフレットなども載せたりしました。
②気になる企業にエントリー
プロフィールを記入し準備万端。
早速気になる企業のエントリーボタンを押していきます。
ちなみに、エントリー時には自分の興味に応じて「少しだけ興味がある」「話を聞いてみたい」「今すぐ一緒に働きたい」のどれかを選択することになっています。
つまり、正式に応募する前に、まずは目当ての企業がどんな事業をしてるのかや職場の雰囲気などをざっくばらんにお話しすることが可能ということです。
いきなり応募!とならず、ちゃんと企業の担当の方と直接お話しできて、自分も企業側もミスマッチを防げるところが非常にありがたいですよね。
グラフィックデザイナー、Webデザイナー、UIUXデザイナーの求人を中心に、未経験でも採用してもらそうなところにたくさんエントリーしました。
③企業からのメッセージを待つ
エントリー後は、エントリーした企業からメッセージが来るのを待ちます。
ただし!必ずしもメッセージが来るわけではないのです…💦
企業側から「面談してお話を聞いてみたい」と思ってもらえない限り、企業とやりとりをすることはできません。
プロフィールをかなり頑張って記入した私ですが、
応募した企業から全くメッセージが送られて来ない…
8社応募したのですが、どこの企業からもメッセージはきませんでした。
しかも、一度エントリーした企業には再エントリーは不可能。
さらに、企業からメッセージが来ない限りは「企業からの返信待ち」という状態になるため、ただ企業が自分のエントリーに気がついていないだけなのか、プロフィールで不採用と判断されたのか、それさえもわからない状態です。
3. はじめてのカジュアル面談(2020年7月)
出だしがうまくいかず気を揉んでいたところ、やっと9社目に応募した企業から、「オンラインでざっくばらんにお話しませんか?」というメッセージが!Wantedlyのチャットでやりとりし、採用担当の方とカジュアル面談の約束をしました。
(あとで担当の方から聞いた話ですが、たまたま私がWantedly経由でその企業のインターンにエントリーした第1号だったらしく、それで面談をしてくださったみたいです)
ただし、ざっくばらんにお話しとは言っても、面談は面談です。
事前に企業の事業や理念などしっかり確認してから面談に挑みました。
結果から言いますと…
残念ながら採用には至りませんでした。
その理由は、
企業が求めるスキルが私に不足していたこと。
そして制作物の数が少なかったこと。
その企業が利用している主なツールがPhotoshopだったのに対して、私が使い慣れていたのがIllustratorだったため、今の状態のままインターンにきても任せられる仕事が限られるとのことでした。
また、プロフィールにサークルの広報物3,4点しか制作物を掲載していなかったため、私のツールのレベルがどれくらいなのかをあまり把握できなかったようです。
ただ、面談してくださった採用担当の方がとても優しい方で、「今の時代いろいろなコンテンツやサービスがあるので、そういったものを利用して自主的に作品を作ってみたり、簡単にポートフォリオサイトを作れるサイトもあるから、そういうものを活用するといい」というアドバイスをいただきました。
さらに、「ツールの使用に慣れてきて尚且つまだ当社に興味があったら、ぜひ今後また応募してくださいね」とまで声を掛けていただきました…ありがたい限りです。
確かに、当時の私はまさに「経験はない、でもやる気はある」という状態でした。企業側からしても、当人のやる気だけで採用を決めることは非常に難しいことであると思いますし、デザインがやりたいのに、デザインの経験は少ししかありませんだと困ってしまいますよね…😥
4. 再エントリーに向けた準備(2020年8月〜12月)
大したスキルも身についていない今、インターンを始めても、そもそもやらせてもらえる仕事がない、ということに気がついた私は、しばらくはスキルの向上とポートフォリオの制作に徹することにしました。
Webデザインにも興味はあったのですが、まずは全てのデザインに通じる基礎を学ばねばと思い、グラフィックデザインに集中して勉強・制作を行っていくことにしました。
そこでお世話になったのがCocodaのDailyGraphicです。
バナーやロゴのテーマや素材を提供してくれて、さらに作ったものは自分の作品として公開したり、ポートフォリオに追加することができるのです。
他にも自分でテーマを設定してイラストやグラフィックを制作してみたり、知り合いの出す同人誌の表紙をデザインさせてもらったりしながら、制作物の数を増やしていきました。その期間およそ5ヶ月。
だいぶ長くなってしまったので、ここまでを【前編】として一旦切らせていただきます。実際に採用までいった際の話や、そのために行ったことなどは【後編】で書いていきたいと思います。
【後編へつづく】