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100年先もストリップが存在してて欲しい。

西日本最大級のストリップ劇場と言われる
【天満東洋ショー劇場】の経営者らが逮捕された。

僕はこの事件を知り、心に最初に浮かんだのが
「この世からストリップ劇場が無くなってしまうかも。」という悲しい思いだ。

この劇場は、大阪にあるストリップ劇場で東京に住んでいる僕はまだ行けていない劇場なのですが、
「いつか関西旅行や地元岐阜に帰省したタイミングで行けたらな〜」と悠長に構えていました。
でも今回の事件で、そんな悠長な姿勢ではいけないと痛感したんです。

だって現に東洋ショーの経営者たちは逮捕され、このまま劇場が閉館する可能性があるから。

世の中の人たちは
「ストリップなんて無くなっても困らない」や
「女性の裸見たいなら風俗で良くない?てかネットでもアダルト作品でも裸なんてこの世に溢れてるんだから、劇場1つ無くなった所でどうでもいいや」と思っているかもしれません。

だけど、

だけど実際に何度もストリップ劇場に足を運び、色んな踊り子の女性達を観てきた僕からしたら
「ストリップでしか味わえない感動がそこにあるし、劇場がこの世から無くなり、ストリップという文化が廃れてしまうなんて絶対に嫌だ!」
と強く思います。

劇場で観てきた踊り子さんたちのキラキラ光る汗や表情。スラッと伸びる手足たちは、ステージに上るまでに、何時間、何日と練習してきたから美しく、しなやかに僕の眼に映る。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、僕の中で
ストリップという演芸は
“完成されたエンターテイメント” の一種だと思っています。

踊りの中に踊り子さんたちの覚悟が見える時もあるし、だいたい20分ほどで1人の踊りを見終えるのですが、見終えた後は名作映画を1本観た感動が胸に迫り「明日も頑張ろう!」と不思議と活力が湧きます。

東洋ショー劇場が復活するのを心待ちにしているし、まだ行けていない劇場に足を運びたい。
そして何よりストリップ好きとしては、少しでもストリップに興味ある方は実際観に行ってほしい。

女性1人でも観に来ている方はいるし、建物が古かったりして最初入りづらかったりしますが、入ってしまえばなんてことないです。
マナーとルールを守りながら観ていたら、誰もあなたのことを責めたり追い出したりなんかしません。

みんなストリップが好きな人たちばかりだから。

今後ますますストリップは摘発されるかもしれないし、閉館させられる劇場が多くなるかもしれません。が、僕は100年先も劇場やストリップという文化が存在し続けることを切に願っています。

改めて、東洋ショー劇場が無事に復活できますように。


真面目にストリップ愛を語りましたが、不真面目に
ラジオもやっています。
その中でストリップ劇場に行った話もしていますので、よかったら聴いてみてください。

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