2018年10月(4ヵ月目)のアクセス数や売上
7月からnoteを投稿しはじめ,4ヵ月目が経過しました。その間,連続で111日が経過しています。おかげさまでずいぶん続いたものです。
ネットの世界も,ある法則で成り立っています。それは,こういった本によく書いてあることです。今回はそんな話から。
目次
・アクセス元の変化
・ロングテール
・パレートの法則
・読まれた記事
・今月のアクセス数
・今月の収益
・写真
アクセス元の変化
記事数が100を超えたあたりから実感した変化は何かというと,1つ1つの記事のビュー数は高くなくても,サイト全体としてアクセス数が維持できるようになってきたということです。
毎日更新してSNSで拡散する記事だけが見られるのではなく,検索サイトやその他どこかからリンクをたどって,このサイトのいずれかの記事へアクセスすることが増えてきたということなのだと思います。
これがブロガーなどがノウハウサイトでよく書いている,記事数を増やす効果ということなのでしょう。
ロングテール
たとえば,今月の各記事へのアクセス順に並べてグラフに描いていると,このようになります。途中でグラフの形状が変わっているのがわかりますよね。赤い四角形のあたりです。
赤い四角形よりも左には今月追加した記事が多く並んでおり,赤い四角形よりも右側にはそれ以前の記事が多く並んでいます。だいたい,記事を更新すると数日で数10から100くらいまでの間のアクセス数になるのが通常です。ですので,グラフの右の方は以前書いた記事に再度アクセスがあったことを表しています。
そして,これまですべての記事を並べてグラフに描くとこのようになります。
このサイトも,きれいにロングテール型のグラフを描くようになりました。いかにもネットの世界です。このグラフを描くようになれば,どこかの記事でアクセスを稼ぐようになっていきます。ブロガーやユーチューバーたちも,このグラフを目指して記事数を増やしているのだと(勝手に)思っています。
パレートの法則
少ない商品数が多くの稼ぎを生み出す,という法則はパレートの法則として知られている現象です。「売上の8割は2割の顧客が生み出す」といったように,金銭の支払いや売上,ネットのアクセスなどが一部に集中する現象です。「80:20の法則」などと呼ばれることもあります。
ネットの世界だけではなく,研究者の論文でも同じことが生じます。たとえ有名な研究者が書く論文であっても,引用される論文は一部に集中するという現象は,実際に生じます。
ちなみに現在のところ私のnoteのサイトの場合,上位約20%の記事で約40%のアクセスを稼いでいる,という状況です。これはパレートの法則に近いとは言えますが,まだまだきわめて目立ってアクセスを稼ぐような,バズるような記事が出ていないことも意味しています。あるいは,それぞれの記事が安定したアクセスを稼いでいる,とも言えるでしょうか。
今後さらに記事数が増えるとどうなるか,ですね。
読まれた記事
10月にいちばん読まれた記事は,9月に出版した新書の記事です。これは広告としてSNSで定期的に流していましたら,当然と言えば当然です。
2番目も先月の記事で,これは今月,研究者の評価の問題がSNS上で持ち上がったときにアクセスが増えたからです。
1位と2位のアクセス数になった記事は,今月アップしたものではありません。そしてこれ以下の記事は,だいたい古い順(10月前半にアップしたものほどアクセス数が多い)になっています。毎記事,同じようなアクセス数の経過をたどったということです。
第3位になったものは,10月初めごろにアップした記事です。ちなみに写真は,クロアチアのザダルに立っている銅像です。
誰の銅像なのかは知らずに写真だけ撮ってきたのですが,ルネサンス期の作家の銅像のようです。
4番目の記事は,完全主義と完璧主義という言葉について書いたこの記事です。これも10月はじめ,10/7の記事です。完全主義(完璧主義)について書かれているものを見ると,ついつい気になってしまうのですよね。
第5位は,性格の発達変化(とはいえ横断調査ですが)について書いた記事です。
さっきのグラフで見たように,1位と2位のアクセスは多いのですが,それ以下の記事へのアクセスの差はそれほど大きくありません。
今月のアクセス数
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