当てているモノサシの種類に気づくこと
私たちはものごとを見る時に,何かの「モノサシ」を当てて見てしまうことがあります。そして,自分でもそのモノサシを当てながらモノを見ていることにあまり気づいていないようです。
たとえば,「この生徒は賢い」ということを発言することを考えてみましょう。この発言をするということは,この人は生徒を見る時に「賢さ」というモノサシを当てていることを表しています。
「この食べ物は好きではない」という発言をするということは,この人が食べ物を「好きかどうか」というモノサシを当てながら考えている