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貴女の居場所を
何処かに常に
保ち続けていなくちゃ、と
数が増えれば増えるほど
その想いを抱いて過ごしていたのに
数が減る度に
貴女は居場所を拡げてゆく
空っぽになるよりマシでしょう?と
言わんばかりの自信の顔持ちで
貴女は私さえも乗っ取るつもり
それほどまでに見て欲しかったのだと
私は唯々想うだけ
いつか届けと願う祈りは
鈍く低く地を揺らす
高みの見物でもしているようで
空に手を伸ばしても
どれだけ色を観ようとも
貴女は貴女を生きたいらしい
とりあえず半分こぐらいで良いんじゃない?
あたしが居るのを忘れないで
忘れるわけ無い
私を忘れる事はあっても