第74夜 私はカモメ
今夜の写眞機は、MMZ-BELOMO社のCHAIKA-IIです。ソ連のハーフカメラです。チャイカはロシア語で「かもめ」の事です。
チャイカⅡは、100万台も作られたカメラです。シンプルな構造で、前面には、シャッターボタンがあるだけです。
レンズは、INDUSTAR-69 28mm/F2.8で、レンズの縁が絞り環になっています。
鏡胴はピントと被写界深度指標のみです。
ピント環は、距離以外にゾーン指標も付いています。
上部は、シャッタースピードとカウンターの表示のみです。
背面も特になにもないですが、革ではなく布張りです。
底には、感度覚えがあります。この感度覚えは、引っ張り出すと、巻き戻しノブとなります。
このカメラの肝は、レンズ交換ができることです。でも、交換レンズは存在しません。マウントは何故かL39のLマウントです。
なので、L39のマウントアダブターで使う事が出来ます。ただし、フランジバックがL39は、28.8mmなのに、チャイカは27.5mmで、1.3mm短いのです。そのため、無限がでません。面倒なのでやりませんが、マウントアダプターのマウントを1.3mm削ればOKです。
ロシアカメラの中でも人気があるので、ちょっと調べれば直ぐに情報が見つかるので、下手なマイナー国産機より記事が書きやすいですw